矢野経済研究所、2007年の飲料市場の最新市場動向調査結果を発表
2007 飲料市場の最新市場動向
◆調査要綱
・矢野経済研究所では、飲料業界について、メーカー別、品目別、チャネル別動向等のマーケット現状分析と今後の展望を行うことを目的に当調査を行った。
調査対象:清涼飲料・乳業メーカー30社 自動販売機オペレーター会社50社
併せて関連団体・省庁への調査も行った
調査期間:2007年5月~2007年7月
調査方法:弊社専門研究員による直接面接取材及び、電話・FAXによるヒアリングを併用
【調査結果サマリー】
★2006年の飲料市場は、前期比99.2%と減少
~2006年の総市場規模は前期比0.8%減の4兆9,225億4,500万円と、2年連続の減少となった。冷夏や暖冬といった天候要因に加え、市場を牽引してきた緑茶飲料が、2005年度の好調から一転前年割れしたことや、飲用牛乳の減少にいまだ歯止めがかからないことなどが大きな要因と言える~
★市場を牽引してきた「緑茶飲料」が前年割れ
~近年の清涼飲料市場の拡大を牽引してきた緑茶飲料が減少。ほぼ全てのブランドで前年割れした。各社踊り場脱却にむけ再強化を図っている。~
★ミネラルウォーター・野菜飲料が“健康・自然志向”の追い風をうけ急拡大
~ミネラルウォーターは出荷金額で前年比15.0%増とし、総市場の維持に大きく貢献した。各社今後も注力していく注目カテゴリーである。野菜飲料は前期比116.1%と最も伸長したカテゴリーであり、「健康・自然」志向の追い風を受けて順調に推移~
◆資料体裁
資料名:「2007年版飲料市場の現状と展望」
体裁:A4判352頁定価:105,000円(税込) 発刊日:2007年7月31日
○株式会社矢野経済研究所
所在地:東京都中野区本町2-46-2 代表取締役社長:水越孝
設立:1958年3月 年間レポート発刊:約250タイトル URL:http://www.yano.co.jp