日立、日本電産による子会社「日本サーボ」株式の公開買付けに応募
日本電産による当社子会社日本サーボ株式の公開買付けについて
株式会社日立製作所(以下、日立)は、本日、日本電産株式会社(コード番号:6594/代表取締役社長永守重信/以下、日本電産)による当社子会社日本サーボ株式会社(コード番号:6585/執行役社長田島卓也/以下、日本サーボ)の株式の公開買付けに対して応募することを決定しましたので、お知らせします。
また、日本電産による公開買付けについては、2007年3月13日開催の日本サーボの取締役会にて賛同の意を表明する旨の決議がなされています。
日本電産は、日本サーボを連結子会社とすることを目的に、日本サーボ株式の公開買付けを行います。当社では、本公開買付けに対して、当社が保有する日本サーボ株式のうち、16,585,000株(発行済株式総数の46.47%)を応募し、1,749,493株(発行済株式総数の4.90%)については保有を継続する予定です。
当社では、グループのシナジー効果や収益性、競争力強化の観点から、持分の変更等も含めた資本関係の見直しを適宜行っています。それぞれのグループ上場会社の事業強化にとって、最善の形態をとることが、その企業の株主価値の向上につながることから、このたび、当社は、日本電産が日本サーボを子会社化することが、日本サーボの事業をさらに強化し、発展するものであると判断し、日本電産による日本サーボ株式の公開買付けに応募することにしました。
当社では、昨年11月に「協創と収益の経営」を推進するための経営方針を策定し、FIV(Future Inspiration Value)に基づいて事業管理を徹底し、事業の再編・見直しを行い、収益の向上を図っています。当社では、今後も安定的な高収益構造の確立に向け、事業再編を積極的に展開し、グループ全体の収益力の強化を図っていきます。
*FIV : 税引後事業利益から資本コストを控除した経済的付加価値をベースにした日立独自の付加価値評価指標。
黒字化を実現するためには、資本コストを上回る収益が必要。
< 日本サーボの概要 >
※ 関連資料参照
以上