クレディスト、Google検索アプライアンス向けのソリューションを発表
三井情報とSRAの合弁会社であるクレディストが
Google検索アプライアンス用ソリューション
『SmartEntry for Google Search Appliance』を発表
~企業内データの集約と検索が、メイル送信だけで可能に~
三井情報株式会社(以下MKI、本社:東京都中央区、代表取締役社長:増田潤逸)と株式会社SRA(以下SRA、本社:東京都豊島区、代表取締役社長:鹿島亨)の合弁会社である株式会社クレディスト(以下CreDist、本社:横浜市港北区、代表取締役社長:富田博)は、Google検索アプライアンス向けのソリューション『SmartEntry for Google Search Appliance』を開発し、販売を開始することを発表しました。
『SmartEntry for Google Search Appliance』は、スマートティプス株式会社(以下SmartTips、本社:東京都中央区、代表取締役社長:武田收)の基本技術を基にCreDistとSmartTipsが共同開発したGoogle検索アプライアンス向けのソリューションです。
『SmartEntry for Google Search Appliance』はメイルに添付したファイルをある特定のアカウントに送信するだけでファイルサーバに保存でき、保存されたファイルはGoogle検索アプライアンスにより検索可能になるというシステムソリューションです。添付したファイルをファイルサーバのどのディレクトリに保存したいかをメイル本文内に指定することも可能です。指定したディレクトリが存在しない場合やアクセス権が無いなどの場合には、送信元のユーザへメイルでエラーメッセージと自分の利用できるディレクトリリストも返信されます。
従来は、ユーザに添付して送っていたファイルを共有のファイルサーバへ保存する際に、SambaやFTPを用い、ファイルサーバにコピーする手間がかかりましたが、メイル送信時に送信先メイルアドレスを1つ増やすだけで簡単にファイルサーバに保存できます。また、保存されたファイルはGoogle Search Appliance製品の優れた検索機能により瞬時に検索することが可能になります。
このソリューションにより、企業内で加速的に増加・分散するデジタルデータの効率良い構築が可能となり、また、構築された膨大なデータ中から適切な情報を迅速に探し出す『企業内統合検索基盤(Enterprise Search Platform:ESP)』の構築を、より簡単に進めることが可能となります。
CreDistは、営業部門や設計・製造部門、建築関係、医療関係など多く電子データを取り扱う分野をターゲットに7月から同製品の販売を開始し、本年度中に3億円の売上を計画しています。
この「SmartEntry for Google Search Appliance」の販売に際して、グーグル株式会社様より以下のコメントをいただいております。
グーグル株式会社
代表取締役社長 村上憲郎
「株式会社クレディストの『SmartEntry for Google Search Appliance』の販売開始を楽しみにしていました。Google検索アプライアンスとの新たな連携ソリューションが加わったことで、エンタープライズのお客様により一層普及するものと期待しています。今後もGoogleは開発パートナー様と協力し、お客様に対する安全で最適なソリューションの提供を推進していきます。」
以上