NTT-AT、高分解能OCRを利用した入出荷管理システム「Q-pID OCR」を発売
2次元コードだけでなく、高分解能OCRで文字の読み取りも可能な入出荷管理システム「Q-pID(キューピッド) OCR」の販売を開始
オールインワン・パッケージで350万円の低価格でご提供
NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下:NTT-AT、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木 滋彦(すずき しげひこ))は、2次元コードを利用したID管理ツール「Q-pID(キューピッド)」を販売しています。この度、2次元コード類が刻印できない形状の製品でも、新たに追加した高分解能OCRで、ロットNo.等の文字を製品IDに利用できる入出荷管理システム「Q-pID(キューピッド) OCR」を開発し、2007年7月10日(火)より販売を開始します。
「Q-pID(キューピッド) OCR」は、安定性の優れたOSS DBを採用したソフトウェアも含む、オールインワン・パッケージ製品で、スタンドアロン利用のような小規模構成から、LANを利用した大規模なシステムにも対応できる、低価格の入出荷管理システムです。
NTT-ATは、オールインワン・パッケージで25万円を切る低価格で、多様なID管理が簡単にできる「Q-pID(キューピッド) OSS」を2007年2月より販売し、ご好評いただいています。
今回、販売を開始する「Q-pID(キューピッド) OCR」は、「Q-pID(キューピッド) OSS」をベースに、バーコードや2次元コードに加えて、高分解能OCRでロットNo.等の文字を読み取り、製品IDとして登録することができ、面倒な製品追跡を簡単に行うことができるシステムです。
今回、「Q-pID(キューピッド) OCR」に採用している高分解能OCRは、汎用OCRで認識できる専用フォントはもちろんのこと、ドット文字や極小サイズ文字等についても、あらかじめ登録することによって文字認識率を高めています。これにより、これまで形状や大きさの問題から利用できなかった製品でも、ロットNo.やシリアルNo.等の文字情報を製品IDに利用した入出荷管理をすることができます。
また、シンプルなスタンドアロン構成だけではなく、LAN(WAN)を介したクライアント/サーバ構成にも対応していますので、大規模な入出荷管理システムを構築することもできます。
「Q-pID(キューピッド) OCR」は、安定性の優れたOSS DBを利用し、オールインワン・パッケージで、350万円の低価格でご提供します。お客さまのご要望にあわせたカスタマイズにも対応いたします。
NTT-ATでは、「Q-pID(キューピッド) OCR」の初年度売上、1億円を目指しています。
◆「Q-pID(キューピッド) OCR」の特徴
・多様な2次元コード/バーコードを読取機能
付属のハンディスキャナにより、さまざまなバーコード(8種)、2次元コード(5種)を読み取ることができます。
・ドット文字、極小文字認識
下記のような文字でもOCRに文字形状をあらかじめ登録するだけで、認識させることができます。
(※ 関連資料を参照してください。)
・複数のビュー画面
付属の管理用ソフトウェアは複数のビュー画面があり、いろいろな角度から製品を管理することができます。
・製品情報の検索
製品の所在(在庫、出荷済)だけでなく、不具合発生時には、日付やシリアルNo.を基に、波及範囲予測を行うことも可能です。
◆適用例
電子部品(基板、IC等)、配線製品(コード等)、医療品(ガラス製容器等)等のさまざまな入出荷管理に利用できます。
◆価格
標準構成 3,498,000円(税込価格:3,672,900円)
1.デスクトップPC
2.2次元コード/バーコードハンディスキャナ
3.高分解能OCR
◆参考
<主な仕様>
<システム構成例>
(※ 関連資料を参照してください。)
*本ページに記載されております商品名、サービス名等の固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
(※ 「ドット文字、極小文字認識」画像、参考画像、主な仕様・システム構成例は関連資料を参照してください。)