三菱ふそうトラック・バス、新長期排出ガス規制適合の中型トラック「ファイター」を発売
中型トラック「ファイター」を新長期排出ガス規制に適合させ新発売
三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下:MFTBC)は、中型トラック「ファイター」を世界で最も厳しい平成17年(新長期)排出ガス規制に適合させると共に、PM排出量を規定値より10%低減し、低排出ガス車認定制度に適合(※1)するなど優れたクリーン性能を実現し、6月15日(金)から全国の三菱ふそう地域販売部門及び三菱ふそう販売会社より発売しました。
本年6月2日に施行された中型運転免許で運転が可能な車両の上限である車両総重量11t未満で、その免許の最大級積載量6.4tを確保できる最適な車「New FK-Y」 を新開発しました。また、シャシーとボディともにMFTBCによる各種耐久試験評価を実施したクラストップレベルの高品質、高積載を誇るMFTBC初のバン/ウイングメーカー完成車「Cargo Express」(カーゴ エクスプレス)を新開発しました。
今回よりアイドリングストップ&スタートシステムをオプション設定し(財)省エネルギーセンターのアイドリングストップ自動車購入補助対象車両となりました。
(※1)平成17年(新長期)排出ガス規制値よりPMを10%低減
【 「ファイター」の主な特長 】
●平成17年(新長期)排出ガス規制適合車(新短期排出ガス規制値比PM85%減、NOx 40%減)
●低排出ガス車認定制度に適合(PM排出量を規制値より10%低減)
●クラストップレベルの高品質、高積載を実現したバン/ウイングメーカー完成車「Cargo Express」を新開発
●中型運転免許に対応した最適車「New FK-Y [GVW11t車]」 を新開発
●排出ガス後処理システムに再生制御式DPF(セラミックフィルター)を採用
●アイドリングストップ&スタートシステム仕様を新設定(オプション)
*商品概要は、添付資料をご参照ください。
● 関連リンク
リンクスインターナショナル、環境にも優しいマザーボード「GA-945GCMX-S2」を発売
Intel 945GCチップセット+ICH7搭載!DDR2対応!
省電力化に向けた新基準Energy Star4.0に準拠!
環境にも優しいマイクロATX マザーGA-945GCMX-S2発売
~Intel GMA950 オンボードグラフィックを搭載したエントリーモデルです~
GIGABYTE正規代理店株式会社リンクスインターナショナル(本社:東京都千代田区、代表取締役:川島義之)は、省電力化に向けた新基準Energy Star4.0準拠、Intel 945GCチップセット搭載GA-945GCMX-S2を2007年6月23日より、全国のPCパーツ専門店にて発売開始いたします。
GA-945GCMX-S2 は、Intel 945GCを搭載したマイクロATX規格のFSB1333MHz、DDR2対応のマザーボードです。Core2 Duo、Core2 Extreme、Pentium DなどのデュアルコアCPU、最新OS のWindows Vistaに対応しています。GMA(グラフィック・メディア・アクセラレーター)950を搭載いたしております。高速なメモリサポート、DirectX 9 バーテックスシェーダー内蔵により機能強化、高いビジュアル品質と3D性能を提供いたします。
GA-945GCMX-S2は、省電力化に向けて米環境保護庁(EPA)が推進している国際エネルギー・スター・プログラム、省エネルギー新基準Energy Star 4.0に準拠。80%の電源効率とアイドル(待機)時の電力消費低減が条件となっています。発生する無駄な電力の消費を削減し、高い安定性を発揮します。また、ファンレスタイプ(0dB)のヒートシンクの採用により、静音性を重視したPC の構築にも最適です。
主な対応インターフェースは、高速なグラフィックスインターフェイスPCI Express×16スロット、DDR2 メモリ対応のメモリスロット、1000Mb/秒のギガビットLAN、3Gb/秒のSATAIIになります。高速なデータ転送を実現いたします。オーディオは、192kHz/32 ビットの高品質フォーマットや8 チャネルオーディオをサポートします。最高品質のオーディオ再生性能を備え、High Defini Audio に対応しています。
他にはGIGABYTE独自のソフトウェアテクノロジにより、安全で簡単なシステム設定を行うことができます。有害物質の使用を制限した、RoHS指令にも適合している環境に優しい製品です。
対応CPUは、ソケットLGA775、Core2 Extreme Dual Core(Xシリーズ)、Core2 Duo、PentiumD、Pentium4、CeleronDです。対応メモリは、メモリスロット×2、DDR2、クロック667/533MHz、最大2GBまで対応しています。拡張スロットは、PCI Express×16スロット×1(16レーン)、PCI Express×4スロット×1、PCIスロット×2です。
ストレージ接続は、SATA×4、IDE×1、USB 2.0×8(リアパネルI/Oポート×4、内部I/O コネクタ×4)[※1]です。リアパネルI/O ポートは、USB 2.0×4、オーディオ6 ジャック×1、パラレル×1、COMA×1、ギガビットLAN×1、PS/2キーボード×1、PS/2 マウス×1 です。
同梱ケーブルは、SATA II ケーブル×2、IDE ケーブル×1、FDD ケーブル×1、が付属[※2]します。フォームファクタはマイクロATX、サイズは220mm×244mm になります。
[※1] 最大数利用するには別途USB ケーブルをご用意ください。
[※2] 2007年6月23日現在の付属品となります。付属品は予告なく変更される可能性があります。
■□GA-945GCMX-S2 製品特徴
関連資料参照
■□GA-945GCMX-S2 製品SPEC
関連資料参照
読者からのお問い合わせ先:
GIGABYTE正規代理店株式会社リンクスインターナショナル
営業部:TEL03-5812-5820 FAX:03-5812-5821
東京都千代田区外神田6-14-3 神田KSビル1F
URL: http://www.links.co.jp
法人関係のお問い合わせ先:
GIGABYTE 正規代理店株式会社リンクスインターナショナル
法人営業担当中嶋寿和
営業部:TEL03-5812-5820 FAX:03-5812-5821
東京都千代田区外神田6-14-3 神田KS ビル1F
E-mail: nakashima@links.co.jp
URL: http://www.links.co.jp
ゼンテック、シンガポールで現地企業と提携しDVB-H規格モバイルTV事業に参入
ゼンテック、DVB-H規格モバイルTV事業に本格参入
―放送システム、端末機器、及びソフトウェア・ライセンスのトータル・ソリューション提供―
株式会社ゼンテック・テクノロジー・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大谷省三)の子会社であるゼンテック・テクノロジー・シンガポール・リミテッド(本社:シンガポール、以下「ゼンテック」)は、シンガポールでPGK Media社(政府から試験放送ライセンスを付与された地場企業)やNCS社(シンガポール・テレコム傘下の最大手システム・インテグレーター)と提携し、欧州・アジア地域におけるモバイルTVの主要規格になりつつあるDVB-H(Digital Video Broadcasting-Handheld)事業に本格参入することを発表致しました。
TV2GOと命名されたシンガポール初のモバイル放送事業は、Media Development Authority(メディア開発庁)の強力な支援を受け、既にCNBC Asia Pacific、ESPAN Star SportsやKamera等の大手番組提供者、NokiaやSamsung等の大手携帯電話メーカ等から協力を得ることが決まっています。TV2GOはDVB-H対応携帯電話に加え、PDA、ポータブルTV、PC、ノートPCなどに取り付けるDVB-H対応受信端末(USBやSDIO)を提供することで、移動中、家庭、オフィス、バスを待つ間等、異なる環境での視聴を可能とします。
ゼンテックは今週開始する試験放送に際して放送システム、端末機器、及びソフトウェア・ライセンスのトータル・ソリューションを提供することに加え、今年度中に開始する予定の商用放送では放送事業自体にも参画する計画です。ゼンテック・グループは日本のワンセグ放送に対して、世界初のSDIOワンセグ受信端末の商品化や切手大のワンセグ・モジュール開発など先進的な取組みを展開しておりますが、今回のDVB-H規格への本格参入により、これら商品・技術の応用を含めて多面的な事業展開が可能になると考えております。また、ゼンテック・グループがWiMAX事業の推進を図っているインドやベトナムなどでは、モバイル放送規格としてDVB-H規格の採用が決まっており、WiMAX事業との融合による画期的な事業拡大を展望しております。
ゼンテックは、2007年6月19日から22日までSingapore Expoで開催されるBroadcast Asia 2007(ブース番号:8G4-01 & 8F4-04)にて、製品の展示とデモンストレーションを行う予定です。
◆ゼンテック・テクノロジー・グループについて
ゼンテックは、デジタル家電事業、モバイル関連事業、ネットワーク関連事業と、これら事業の価値創造性を高める為に設けられた、戦略的投資事業の4事業を展開しています。 最先端かつ高度な自社技術を保有しており、デジタルTV標準規格ミドルウェアのライセンス提供、ハードウェア製品の販売、携帯・カーナビ分野のソフトウェア開発のほか、システムインテグレーション、カスタマイゼーション、QA(Quality Assurance:品質保証)事業など、画期的な情報家電技術ソリューション等を提供しております。 また、ブロードバンド無線機器、およびセキュリティ・ネットワーク機器等の開発、販売、保守メンテナンスなども行い、各分野で優れた技術力を発揮し、戦略を展開しております。ゼンテックは開発期間を短縮させるモバイルデバイスエミュレーションツールのパイオニアであり、1997年に設立され、2001年には現在の大証ヘラクレス市場(コード4296)に上場しました。ゼンテックは日・米・シンガポールの拠点より世界に向け、ユビキタス社会の実現に貢献する事を使命としております。
その他の詳細についてはhttp://www.zentek.co.jp/をご覧ください。
◆PGK Mediaについて
2001年に放送、広告及びメディア産業に対する研究・技術開発企業として設立されました。PGKの主な事業としては、Mr. Taxi Smart、PGK Digital Video Billboardのような交通機関、屋外における初の広告用ソリューションの提供が挙げられます。PGKはDigital Video Broadcasting Handheld (DVB-H)の試験放送ライセンスを取得し、TV2GOというシンガポールで初のデジタルモバイル放送ネットワークを展開しております。またPGKは、ADMoveやADCardといった放送広告におけるクロス・プラットフォームソリューションを開発しており、タクシーやバスで視聴可能な番組やビデオパネルなどを提供しております。
◆NCS Communication Engineering Pte. Ltd について
NCSはシンガポール国内のコンピュータ化に伴う公共ネットワーク管理を行っており、シンガポール政府における主要なITソリューション提供企業として1980年初頭に設立されました。NCSは1,500におよぶ大規模且つ困難なマルチ・プラットフォーム・プロジェクトの実行を支援しております。現在はSing Telの完全子会社であり、その顧客基盤としてSchenker Logistics、Honda ICVS、Changi Airportや SingTel Group等の国際的優良企業だけでなくシンガポール、香港、モーリシャス、スリランカ等の各国政府も挙げられます。
◆MDAについて
The Media Development Authority (MDA)は、メディア産業の発展に焦点を当て、シンガポールをメディア時代の最先端に導くために設立されました。2003年1月1日、MDAはシンガポール放送庁、映画出版局、シンガポール映画委員会(SFC)の合併により設立されました。MDAはテレビ、映画、ビデオ、ラジオ、出版物、そして新しいメディアに対する政策、産業育成、及び規格策定等を担っていますが、このように全てのメディア対する運営方針を明確で一貫したものにすることにより、産業育成促進が可能になると考えています。MDAは、シンガポールを活気あるグローバルなメディア都市にし、創造的な経済と繋がりのある社会を育成するために、二つの機能を持っております。第一にメディア産業の成長を推進すること、第二にコンテンツを正しく管理することにより社会の価値観を守り、消費者利益を守ることです。MDAの目標は、シンガポールを創造的な経済と繋がりのある社会を育成するために、国家を活気あるグローバルな都市へと発展させることです。
※記載された社名および製品名は各社の登録商標もしくは商標です。
● 関連リンク
理化学研究所、ショウジョウバエの新しい遺伝子“時計じかけのオレンジ”を発見
時計遺伝子のニューフェイス “時計じかけのオレンジ”を発見
- 体内時計システムの完全理解への一歩 -
◇ポイント◇
・ 最先端ゲノム技術を駆使しショウジョウバエの新規時計遺伝子を発見
・ 体内時計システムの頑強な構造の一端を解明
・ 哺乳類にも類似遺伝子:ヒトの体内時計の解明に寄与
独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、ショウジョウバエの体内時計システムにおいて重要な役割を担う新しい遺伝子“時計じかけのオレンジ(※1)”を発見し、その機能を世界で初めて明らかにしました。理研 発生・再生科学総合研究センター(竹市雅俊センター長)システムバイオロジー研究チーム 上田泰己チームリーダーらの研究チームと、九州大学 松本顕助教、国立遺伝学研究所 上田龍教授、米国テキサス農工大(Texas A&M University)Paul E. Hardin教授らの研究チームとの共同研究の成果です。
体内時計のシステムは哺乳類では複雑ですが、より単純なショウジョウバエの体内時計システムとその起源を共にしています。今回の研究では、複雑な体内時計システムの基本的な制御機構を理解するために、ゲノム科学の最先端の技術を用いてショウジョウバエの体内時計を包括的に解析しました。
研究チームは、まず、これまでの研究で取得したデータを用いて、ショウジョウバエの頭部で24時間周期のリズムで発現している遺伝子を200個見出しました。次に、そのうちの変異体作成に成功した137遺伝子について、「in vivo RNAi(※2)」というゲノム科学の技術を用いてショウジョウバエの体内時計システム、すなわち時計組織(※3)の中だけでその遺伝子の機能を抑える処理を施しました。その結果、5つの遺伝子が時計遺伝子の候補として同定できました。その中で最も体内時計への影響が大きかった“時計じかけのオレンジ”遺伝子について、「ChIP on chip」法(※4)というゲノム科学の技術を使って解析を進めた結果、この遺伝子が自分自身や他の時計遺伝子を制御していることを突き止め、体内時計システムの中で重要な役割を担っていることを証明しました。すでに“時計じかけのオレンジ”遺伝子と似た遺伝子(Dec1、Dec2、Hes5)が、ヒトにもあることが知られており、今回の成果はヒトの体内時計の解明に将来つながるものとして期待されます。
本研究成果は、米国科学誌『Genes & Development(ジーンズ・アンド・ディベロップメント)』(7月1日号)に掲載されるに先立ち、オンライン版(6月19日付け)に掲載されます。
1. 背 景
体内時計システムは、バクテリア、ショウジョウバエ、マウス、ヒトなど多くの生物種に存在し、ヒトでも睡眠・覚醒をはじめとする様々な生理機能に影響を与える重要なシステムです。この体内時計システムは、約24時間周期で数多くの遺伝子がリズミカルに機能する複雑な遺伝子ネットワークから成り立っていると考えられています。哺乳類の場合、研究チームが進めてきた定量的で包括的な研究から、これまでに約20個の転写因子タンパク質と3つ(朝、昼、夜)のゲノムDNA上の制御配列が体内時計の中心部分を構成していることが判明しています。しかしながら、この設計図はまだ完全なものではありません。
複雑な哺乳類の体内時計システムを理解するために、より単純なショウジョウバエの体内時計システムを解析することは、有効なアプローチです。実際、哺乳類とショウジョウバエの体内時計システムは、起源を共にしていると考えられており、それらの体内時計システムは世界的に活発に研究されています。また、ショウジョウバエは、他の生命科学の分野においても広く研究対象として活用されており、数年前までにゲノム配列の解読が完了しています。このため、哺乳類と同様に最先端のゲノム科学技術を駆使した解析が可能です。今回の研究では、2つの最先端の技術を用いてショウジョウバエの体内時計を包括的に解析しました。
2. 研究手法
まずDNAマイクロアレイを用いたゲノムワイドな解析によって、ショウジョウバエの約1万4千個の全遺伝子の中から、頭部で24時間周期のリズムで発現している遺伝子を200個ほど見出しました。しかし、体内時計システムの中心部分で機能している遺伝子は、この中のごく一部であることが予想されました。このため、研究チームは、これらの数多くの遺伝子の中から体内時計システムの中心で機能している遺伝子を見出すために、近年のゲノム科学の重要な成果である次の2つの技術を活用しました。
(1) 「in vivo RNAi」を用いた高効率なスクリーニング技術
「in vivo RNAi」とは、ある注目する遺伝子配列の一部を細胞に導入することで遺伝子本来の機能を抑制するRNA干渉法(RNA interference:RNAi)を動物の組織中(in vivo)で行う、遺伝子変異体作成法の一種です。この手法は、従来の遺伝子変異体の作成法に比べて、短時間で遺伝子変異体を得ることができるだけではなく、体内時計システムにとって重要なことが知られている時計組織を狙って遺伝子機能を抑制することが可能なため、他の組織への遺伝子変異の影響を最小限に抑えることができる利点があります。研究チームでは、体内時計システムの中心で機能すると予想した200遺伝子それぞれについてin vivo RNAi法を用いて遺伝子変異ショウジョウバエの作成を試み、変異体作成に成功した137遺伝子の変異ショウジョウバエについて24時間周期の行動リズムを観察しました。
ショウジョウバエの活動には、ヒトをはじめとする哺乳類と同じように24時間周期のリズムが見られます。体内時計システムにとって重要な遺伝子に異常が生じると、この24時間周期の行動リズムにも異常が現れます。つまり、作成した遺伝子変異ショウジョウバエの行動パターンを観察すれば、その遺伝子の体内時計システムへの関与を知ることができます。
(2) 「ChIP on chip」法
「ChIP on chip」法の「ChIP」とは、転写因子タンパク質が実際に結合する染色体上の領域(DNA断片)を、転写因子タンパク質と結合させることにより取り出す実験手法です。取り出されたDNA断片の配列を、ゲノム全体をカバーするDNAマイクロアレイ「chip」を用いて分析することにより同定します。この手法により、転写因子タンパク質が染色体上のどの領域に結合するのかをゲノムワイドに一挙に調べることができ、転写因子タンパク質の標的遺伝子を知ることができます。ChIP on chipにより得られたデータの詳細な解析には、バイオインフォマティクスを活用しました。
3. 研究成果
まず、1つ目のゲノム科学技術「in vivo RNAi」を用いて、時計組織の中だけで各候補遺伝子の機能を抑えたショウジョウバエの変異体を作成しました(図1)。これらの変異体の行動リズムを観察したところ、活動の周期が24時間より顕著に伸びた変異体が5つ見つかりました。この中で、最も体内時計への影響が大きかった(行動リズムが著しく長くなった(図2))変異体は、Orangeドメインと呼ばれる領域を持った転写因子タンパク質(図3)をコードする遺伝子に対する変異体でした。このため、この遺伝子を“時計じかけのオレンジ”(clockwork orange、略号cwo)と名付けました。
さらに、遺伝子機能の詳細な解析を行うために、研究チームの鵜飼-蓼沼磨貴(テクニカルスタッフ)、山田陸裕(リサーチアソシエイト)らが中心となって、2つ目のゲノム科学技術「ChIP on chip」法を用いてcwo遺伝子が働きかける遺伝子(標的遺伝子)を包括的に探索しました。この結果、CWOタンパク質が転写制御配列E-boxに結合し、自分自身を含む複数の時計遺伝子の発現を制御していることを突き止めました。研究チームのこれまでの成果から、E-boxは体内時計システムにおいて中心的な制御を担う重要な制御配列であることが明らかになっています。このことからも、cwo遺伝子が体内時計システムの中で重要な役割を担っていることが示唆されました。
さらなる解析から、CWOタンパク質は時計遺伝子の発現を抑えることが判明しました。また、cwo遺伝子が働かないショウジョウバエでは、24時間周期で波のように変化する時計遺伝子の発現量の極大値(「山」)と極小値(「谷」)の差(波の高さ)が野生型の半分程度にまで小さくなることが明らかになりました。これは、cwo遺伝子が働かないことで標的時計遺伝子の発現が十分に抑制されず谷の深さが浅くなるためと、その間接的な影響により山の高さが低くなるためと考えられます。
以上のことから、cwo遺伝子は他の時計遺伝子と密接な関係を保ちながら、ショウジョウバエの体内時計システムの中心部でその頑強さを維持する重要な役割の一端を担っていると結論できます。今回の研究により、体内時計システムのより完全な理解に向けて一歩を進めることができました(図4)。
4. 今後の期待
体内時計システムを完全に理解するには、引き続き研究を重ねる必要がありますが、今回の研究成果は、ショウジョウバエの体内時計の理解を更に一歩進めるものであり、ゲノム科学の最先端の技術と共に、今後の体内時計の解明に役立つことが確かとなりました。また、cwo遺伝子と似た遺伝子(Dec1、Dec2、Hes5)がヒトにもあることが知られており、今回の成果は、将来的にヒトの体内時計の解明につながる成果として注目されます。
<問い合わせ先>
独立行政法人理化学研究所
発生・再生科学総合研究センター
システムバイオロジー研究チーム
Tel : 078-306-3190 / Fax : 078-306-3194
神戸研究推進部 企画課
Tel : 078-306-3008 / Fax : 078-306-3039
<補足説明>
(※1) 時計じかけのオレンジ
小説家アンソニー・バージェスによる原作をスタンリー・キューブリックが1971年に映画化した問題作『時計じかけのオレンジ』(A Clockwork Orange)にちなむ。今回発見した体内時計遺伝子がOrangeドメインと呼ばれるタンパク質構造を有することによる命名。
(※2) in vivo RNAi
ある注目する遺伝子配列の一部を細胞に導入することで、その遺伝子本来の機能を抑制するRNA干渉法(RNA interference:RNAi)を動物の組織中(in vivo)で行う、遺伝子変異体作成法の一種。従来の遺伝子変異体作成法に比べて短時間で変異体を得ることができる。
(※3) 時計組織
ショウジョウバエの24時間周期の行動リズムは、頭部にあるいくつかの神経細胞群によって制御されている。これらの神経細胞分は時計遺伝子を発現しており、脳内に分散して存在するが、本文ではこれらの神経細胞群を総称して時計組織と呼んでいる。
(※4) 「ChIP on chip」法
転写因子タンパク質に結合されているゲノムDNA配列(Chromatin)を抗体タンパク質を用いて免疫沈降(Immunoprecipitation)することにより同定する実験手法。DNA配列を同定するためにDNA Microarray(DNA Chip)を用いることから、ChIP on Chip法と呼ばれる。
イージェネラ、NTTデータ先端技術と次世代データセンター構築など戦略的提携
イージェネラがNTTデータ先端技術との戦略的提携を発表
~仮想化技術を活用した次世代データセンター構築に向けた協業を推進~
イージェネラ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:大木稔)は本日、次世代データセンター構築に向けたエヌ・ティ・ティ・データ先端技術株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:三宅功以下NTTデータ先端技術)との戦略的提携を発表しました。両社は今後NTTデータ先端技術が持つテクニカルコンサルティング、システムインテグレーション能力と当社が持つデータセンター仮想化技術を生かしたシステム構築において協業してまいります。
本提携に際し、NTTデータ先端技術と当社は代理店契約を締結いたしました。NTTデータ先端技術は本契約に基づき、イージェネラ製品を自社のシステムインテグレーション事業において活用してまいります。当社はその製品およびサポート、サービスの提供を通じ、当社のデータセンター仮想化技術がNTTデータ先端技術におけるシステムインテグレーション事業展開に寄与するよう支援を行います。本提携の下に初年度(2007年度)中に5システムの受注を目指します。
「本提携により、私たちの主な業務であるITシステム基盤の提供においてイージェネラ株式会社の大規模ミッションクリティカル向け製品が選択肢に加わる事になります。これまで培ってきた仮想化技術を活かし、基盤系サーバ構築サービスNEOLYNO(R)( http://www.neolyno.jp/ )において、より柔軟に拡張性を確保する事が出来ると確信しています。
また、NASソリューションd'solna(R)( http://www.intellilink.co.jp/d-solna/index.htm )との連携により、ストレージ部分に対しても拡張性、運用性を確保したソリューションの展開が可能になります。」(NTTデータ先端技術代表取締役社長三宅功)
「当社の製品は従来から主に金融分野においてその先進的仮想化技術を認めていただき、大規模ミッションクリティカル分野を中心にご利用をいただいておりますが、本提携によって生まれるNTTデータ先端技術様の技術力と弊社のデータセンター仮想化技術のシナジーにより通信、公共、製造といった分野にもその利用が広まること、およびその中でNTT データ先端技術様のビジネス推進のお役に立てることを期待しております」(イージェネラ株式会社代表取締役社長大木稔)
【エヌ・ティ・ティ・データ先端技術株式会社について】
NTT データ先端技術( http://www.intellilink.co.jp/ )は1999年8月3日に創立された株式会社エヌ・ティ・ティ・データの100%子会社です。オープン製品・技術について高いスキルを持った方式技術者集団として情報・通信システムの基盤となるシステムプラットフォームの構築を行います。
業務内容は、オープンソースソフトウェア(OSS)、Webコンピューティング、データベースシステム、ネットワークシステムを始めとする標準技術、オープンな製品をベースとして、テクニカルコンサルティング、システムインテグレーション、製品販売、最新技術の動向調査を柱としています。
【イージェネラ株式会社について】
イージェネラ株式会社( www.egenera.com/jp )は米国イージェネラInc.(本社:米マサチューセッツ州マールボロ、社長兼CEO:マイク・トンプソン、www.egenera.com)の100%出資の日本法人です。イージェネラInc.はデータセンターでの運用やインフラ環境を単純化するコンピュータソリューションを提供する世界的なリーディングカンパニーです。Egenera 製品ファミリーはITシステムの複雑性を解消し、ビジネスニーズへの迅速な対応を可能とする革新的なサーバアーキテクチャによりデータセンター運用をより簡単・単純にします。イージェネラのシステムは、ミッションクリティカルなアプリケーションを稼動させ、システム資源稼働率をより高く、業務展開を市場に即しより迅速に、TCOをより大きく削減するためのシステムとして、世界中の様々なビジネスにおける主要企業から高い評価を得ています。
Egeneraおよびイージェネラのロゴマークは米国およびその他の国におけるイージェネラInc.の登録商標です。本プレスリリースで言及されているその他の製品名、サービスについての商標、登録商標はそれぞれその権利をもつ法人等の登録商標です。
STマイクロ、タッピングを検出する新MEMS加速度センサーを発表
STマイクロエレクトロニクスはタッピングを検出する新しいMEMS加速度センサを発表
低電力2軸SPI/I 2Cデジタル出力のMEMS加速度センサにより機器の薄型化を加速
MEMS(Micro Electro-Mechanical System)デバイスにおいて世界をリードするSTマイクロエレクトロニクス( http://www.st-japan.co.jp/ 、NYSE:STM、以下ST)は、新たにデジタル出力2軸リニア加速度センサをモーション・センサ製品群に加えました。低電力で超小型のLIS202DLは、動作検知に基づくユーザ・インタフェースや振動モニタ等、コンスーマおよび産業用といった広範なアプリケーションに対応しています。
STの新しい加速度センサに組込まれたスマート機能には、タッピング/ダブルタッピング認識機能、動作検知/ウェイクアップ機能、およびハイパス・フィルタが含まれています。LIS202DLでは、機器を軽く叩く(タッピング)ことによって、文書を開く、アプリケーション・メニューからオプションを選択する、などのユーザ・コマンドを実行することができます。同様に、タッピングで、ポケットから携帯電話を取り出すことなく着信音を消すことができます。
細かい設定が可能なハイパス・フィルタを使用すれば、筺体が斜めになっていたり、上下逆になっている状態でも、傾きを気にすることなく、動作検知機能や振動モニタを使用することができます。
動作検知/ウェイクアップ機能が組込まれたST社製センサを使用すれば、自動的に製品の使用中は電源を入れ、使用後に電源を切ることによって、例えばリモコン等の消費電力を低減することができます。
このMEMS加速度センサは、ユーザによる選択が可能な標準SPI/I2Cインタフェースを介してデジタル出力が行われるため、簡単にかつ効率よくシステムに組み込むことができます。
また、プログラム可能な2つの個別の割り込み信号も備えており、これらの信号によって、モーション検知やクリック/ダブルクリック・イベントを即座に出力することができます。そのため、メーカーの設計とアプリケーションにおける自由度と柔軟性が向上します。
LIS202DLは、5×3×0.9 mm3 LGA-14のプラスチック・パッケージに実装されており、スペースに制約がある様々な用途に適しています。また、超小型で堅牢な設計であるため最大10,000gの耐衝撃性を備えています。内蔵セルフテスト機能を使用することで、ボード実装後にユーザはセンサの機能検証をすることができます。
このMEMS加速度センサでは、静的あるいは動的な加速度の両方の測定に適応するよう、±2gまたは±8gの加速度レンジのいずれかを動作中に選択できます。そして、動作検知ユーザ・インタフェース、ゲーム用ポータブル機器、および振動モニタといった、コンスーマ市場と産業市場における広範囲な低Gアプリケーションを対象にしています。
MEMS市場は半導体産業において最もエキサイティングな分野の1つであり、2010年の100億ドルを目標に、今後5年間で約50%の成長が予測されています。(*)
現在、LIS202DLはサンプル対応中で、量産開始は2007年第2四半期末の予定です。約1万個購入時の単価は約3ドルです。LIS202DLおよびSTの全MEMSポートフォリオについては、 http://www.st-japan.co.jp/products/families/sensors/motion_sensors.htm をご覧ください。
本プレスリリースは、以下のアドレスからもご覧いただけます。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/p2165d.html
*米国市場調査会社インスタット社によるマーケット・リサーチ「Nexus and Yole Development」のデータに基づくSTの予測
【STマイクロエレクトロニクスについて】
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに半導体製品やソリューションを開発・提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、他社の追随を許さない高度なシリコン技術とシステムノウハウを擁しており、幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力との組合わせにより、SoC(システム-オン-チップ)技術に関し世界的リーダーとしての地位を確立しています。またSTの半導体製品は、市場における技術やシステムのコンバージェンス化を促進するために重要な役目を果たしています。STは、ニューヨーク証券取引所(NYSE:STM)、パリ証券取引所(Euronext Paris)とミラノ証券取引所に上場されています。2006年の売上は98.5億ドルで、純利益は7億8200万ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
◆お客様お問い合わせ先
〒108-6018 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟18階
STマイクロエレクトロニクス(株)
MPAグループ
TEL:03-5783-8250 FAX:03-5783-8218
(※ 参考画像、英文リリースは関連資料を参照してください。)
● 関連リンク
STマイクロ、システム性能が向上した低コストの32bitマイコン「STR910FA」を発売
STマイクロエレクトロニクスは、
より高性能で低コストな32bitマイコン STR910の新製品を発表
半導体業界を革新的にリードするSTマイクロエレクトロニクス(http://www.st-japan.co.jp/、NYSE: STM、以下ST)は、好評の32bit ARM9ベースFlashマイクロコントローラ「STR910F」ファミリに新製品を追加発表しました。新製品「STR910FA」は、従来のSTR910Fデバイスと比較すると、技術の向上によって、より競争力の高い価格でシステム性能を25%改善しました。
STR910Fマイコン・シリーズは、イーサネット、USBおよびCANインタフェースによる豊富な接続性に加えて、汎用オンチップSRAMおよびFlashメモリを備え、大幅な性能向上を実現しています。加えて、新しいSTR910FAは強化されたメモリ・アクセラレータを備え、バーストFlashメモリがARM966E CPUに対してより自由に命令をストリームできるようにすることで性能を改善しています。
96MIPSという命令の順次実行中の優れたピーク性能はそのまま保ちながら、命令が不連続の場合の平均性能は、大型メモリ・アクセラレータのおかげで大幅に向上しています。
平均性能の優れた測定方法として、エンベデッド・マイクロプロセッサ・ベンチマーク・コンソーシアム(EEMBC(R))が提供する16個のリアルタイム・ベンチマーク・カーネルで構成されたAutoBench(TM)テスト・スイートがあります。FA、ビルディング・オートメーションおよびセキュリティ、POS機器などの実際のアプリケーションが、ビット操作、割り込み応答、演算機能とDSP機能、CPU効率、およびデータ移動を含むテストによって説明されます。
STR910FAのAutobench(TM)テストの結果は、STR910Fに比べて平均25%の性能改善を記録しました。これは、CPUへの命令フローの改善により、システム性能全体が改善されたことを示しています。さらにSTR910FAは、最も近い競合品であるFlash ARM7ベース・マイコンのAutobench(TM)テストの結果に対して36%高い平均性能を示しました。すべてのテストは、EEMBCコンソーシアムにより独自に実施および認定され、結果はhttp://www.eembc.orgに掲示されています。
EEMBC議長のMarkus Levy氏は、次のようにコメントしています。「プロセッサのサプライヤは、頻繁にデバイスの性能向上を主張しますが、STが行ったように客観的なベンチマーク・データによって実際にその主張が裏付けられることは珍しいケースです。ST製品のユーザは、EEMBCベンチマークの点数を用いたSTR910FAとSTR910Fデバイスの客観的な比較によって、新しいSTR910FAデバイスを評価することができます。そして、この信頼性の高い情報によって、このデバイスが自社の設計にもたらす可能性のある利点を理解することができます。」
STR910FAデバイスは、同等のSTR910Fデバイスに対し性能の向上に加えて価格も低減されており、新シリーズの販売価格は1個あたり約4.98米ドルから(STR910FAM32X6 約1万個の場合)です。この結果、強力なFlash ARM9ベース・マイコンが、類似のFlash ARM7ベース・マイコンと同じ価格帯に入ることになります。
このシリーズで6品種がファミリに追加され、メモリ・サイズの組み合わせが増加するとともに、わずか10×10mmサイズの超小型BGA144パッケージで提供されます。
STR910FAマイコン・シリーズは、イーサネットMAC、USB、CAN、3個のUART/IrDA、2個のSPI、2個のI2C、変換時間0.7μsの8チャネル10bit ADC、4個の16bitタイマ、3相ACモータ制御ユニット、低電圧リセットと電圧低下検知を備えた完全な監視機能、わずか1μAで動作するフル機能リアルタイム・クロック、外部メモリ・インタフェース、ETM9デバッグおよびトレース・インタフェース、最大80個の5V耐圧I/Oを含む周辺回路の完全なセットを備え、最大544KByteのFlashメモリと96KByteのSRAMを提供します。すべてのデバイスが-40~+85°Cの温度範囲で動作します。
本プレスリリースは、以下のアドレスからもアクセス可能で、STR910FAマイコンに関する詳細情報へのリンクも含まれています。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/p2181s.html
EEMBCおよびAutoBenchは、 Embedded Microprocessor Benchmark Consortiumの商標です。
◆STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに半導体製品やソリューションを開発・提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、他社の追随を許さない高度なシリコン技術とシステムノウハウを擁しており、幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力との組合わせにより、SoC(システム-オン-チップ)技術に関し世界的リーダーとしての地位を確立しています。またSTの半導体製品は、市場における技術やシステムのコンバージェンス化を促進するために重要な役目を果たしています。STは、ニューヨーク証券取引所(NYSE:STM)、パリ証券取引所(Euronext Paris)とミラノ証券取引所に上場されています。2006年の売上は98.5億ドルで、純利益は7億8200万ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
◆お客様お問い合わせ先
〒108-6018 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟18階
STマイクロエレクトロニクス(株)
MPAグループ
TEL:03-5783-8250 FAX:03-5783-8218
独メルク、栄養機能食品「BION3」の日本での独占的販売権を佐藤製薬に供与
ドイツメルク
日本におけるBION(R)3の独占的販売権を佐藤製薬(株)に供与
メルク株式会社(本社 東京、社長 クラウス・ディール)の親会社であるMerck KGaA(本社 ドイツ ダルムシュタット市、会長 カール-ルドウィッグ・クライ)は同社のコンシューマー・ヘルスケア(CHC)事業部が取り扱っている、プロバイオティクス、複合ビタミン、ミネラルを組み合わせた栄養機能食品 BION(R)3の日本での独占的販売権を佐藤製薬株式会社に供与したと発表しました。
Merck KGaAのCHC事業部長Peter Shotterは「BION(R)3はプロバイオティクス、複合ビタミンおよびミネラルを独自の製法で組み合わせた世界初のユニークな製品であり、健康に関心が高く目が肥えた日本のお客様に広く受け入れられると信じております。日本のOTC市場における有力企業である佐藤製薬との提携により、BION(R)3をグローバル・ブランドに育てるという我々の目標にさらに一歩近づくと思います。」と述べています。
BION(R)3はすでに世界30カ国で販売されており、多くのお客様に好評を博しています。BION(R)3の摂取によりプロバイオティクス、ビタミン、ミネラルを体内に吸収することで生体防御機能を高めることが医学的研究で証明されています。
【メルク株式会社およびMerck KGaAについて】
メルク株式会社はドイツのダルムシュタットに本社を置く、世界的な総合医化学メーカー Merck KGaAの日本法人であり、1968年に設立、液晶や顔料などの化学品や試薬・分析薬、医薬品などを手がけています。
また、Merck KGaAは1668年に設立され、現在世界62カ国で事業展開を行っており、グループ従業員総数は約35,000人。2006年売上高は約63億ユーロ。
【Merck KGaAのコンシューマー・ヘルスケアについて】
Merck KGaAの完全所有子会社であるメルク コンシューマー・ヘルスケアは、セルフメディケーション企業としては世界のトップ20位のひとつです。2006年の売上高は対前年比6%アップの3億9,800万ユーロに達しましたが、これは業界全体の成長率の2倍に当たります。営業利益は対前年比9%アップの5,500万ユーロでした。その製品ポートフォリオには、高い評価を受けている幅広い処方箋不要のヘルスケア製品、例えばBION(R)3、Kytta(R)、Seven Seas(R)、Cebion(R)、Nasivin(R)のようなブランド名でよく知られているビタミンおよびミネラルのサプリメント、天然の植物・海洋由来の医薬品、ならびに咳・風邪用の薬が含まれます。
ビズネット、東日本地区の物流拠点「ビズネット東京物流センター」を新設
出荷スピードを20%アップし、最大出荷量を倍増
「ビズネット東京物流センター」を7月中旬に本稼働開始
文具・オフィス用品の購買全般のソリューションを提供するビズネット株式会社(本社:東京都港区、社長:野末正博 http://www.biznet.co.jp/ )は、江東区新砂町に東日本地区の物流拠点となる「ビズネット東京物流センター」を新設。7月中旬より本格稼働を開始します。
同センターは、東日本地区の物流量拡大への対応と物流サービス拡張を図るため、安心・安全・スピードをコンセプトに、現在の江東区辰巳より移転して新たに稼働いたします。
■「ビズネット東京物流センター」の特徴
●最大出荷量を倍増
倉庫スペースを約25%広げ従来の3フロア構造を1フロアに集約したことにより、ベルトコンベヤをはじめとする設備の効率的配置、納品案内書の折りたたみコンテナへの自動投入、デジタルピッキング対象アイテムの拡充など工程の見直しを図り、出荷スピードをトータルで約20%アップしました。また、適正人員配置により作業効率をより高め、稼働時間はそのままに最大出荷量の倍増に対応してまいります。
●ついで便スペースを拡大
お客様企業の社内物品をお預かりして、ビズネット商品と一緒にお届けする「ついで便サービス」。企業独自のユニフォームや販促品などを管理するストックスペースを拡大し、新規顧客の開拓をはじめ、サービスの向上を図ります。
●出荷精度の向上
デジタルのウエイトチェッカーや二重検品などにより出荷精度を高め、誤出荷を防止します。
◆「ビズネット東京物流センター」概要
名称 : ビズネット東京物流センター
所在地 : 東京都江東区新砂町三丁目4番15号
TEL : 03-5860-0070
稼働開始日: 2007年7月中旬
面積 : 倉庫部分 3,518坪
事務所部分 198坪
取扱商品数: 約15,000アイテム
投資金額 : 約10億円(リース契約含む)
※「ビズネット」とは
大手・中規模事業者を販売ターゲットとする文具・オフィス関連用品他の調達代行ビジネス。約15,000アイテムを1冊のカタログに掲載し、各部署からいただいた注文品を翌日または当日、直接部署にお届けすることによって、仕分け作業や在庫管理といった、物品調達のためのコストをトータルに削減するビジネスモデルです。
また、当社は地球環境保護の観点から、環境ラベル対応商品の品揃えの充実、ダンボール梱包出荷の削減に努める「省資源梱包」、エネルギー使用量を削減するために「コントラクト便による配送」や「定期配送」による配送の効率化など、環境への取り組みを事業の柱と捉え、取り組んでおります。
MCJ子会社、デジタルオーディオプレーヤー「U:MO」を予約受け付け開始
MCJグループのiriver japan、音楽や映像を提供する「USEN」と業務提携
「モバHO!」受信機能を搭載したニューモバイルメディア
2.4インチ液晶画面搭載の「U:MO」(ユーモ)を共同開発!!
2007年6月18日(月)よりモバイルUSENクラブにて先行予約受け付け開始
携帯型デジタルオーディオプレーヤーの世界ブランド「iriver」(アイリバー)製品を日本国内で販売する株式会社iriver japan(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:浅野樹美)は株式会社USEN(本社:東京都港区、代表取締役社長:宇野康秀)とモバイル放送株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:新田義廣)との業務提携を通じて、アイリバーが誇る音楽・画像・動画再生、FMチューナー内蔵、ボイス録音機能、Flash Lite2.1対応などの多彩な機能に加え、モバイル放送株式会社が提供する衛星放送サービス「モバHO!」受信機能を搭載したデジタルオーディオプレーヤー「U:MO」(ユーモ)を共同開発し、モバイルUSENクラブ申込み専用フリーダイアル(0120-580-383)にて6月18日(月)より先行予約を受け付け、6月下旬から全国の大型家電量販店にて販売を開始する予定です。
資料請求はモバイルUSENクラブWEB( http://www.mobileusen.com/news/ )からお申し込みいただけます。モバイルUSENクラブの料金体系は、『端末月額利用料 2,200円*1』+『音楽・映像月額視聴料 980円~*2』の月額料金体系となっております。
▼業務提携のリリースについては、株式会社USENのホームページもご覧ください。
http://www.usen.com/newsrelease/
*1モバイルUSENクラブへの加入が必要です。
*2別途放送契約が必要となります。980円はE/G/Hパックの料金となります。
■「U:MO」の特長
「U:MO」(ユーモ)は従来の携帯デジタルオーディオプレーヤーのお気に入りの楽曲だけを楽しむのではなく、モバHO!が放送する、メジャーリーグベースボールをはじめとするスポーツ、24時間*3ニュースや音楽、アニメなどの8つの映像チャンネル・40もの音楽チャンネルの受信に対応する携帯オーディオプレーヤー。U:MOのメインメニューから「モバHO!」を選択するだけで多彩なジャンルのコンテンツを外出先でも手軽に楽しめ、パソコンを使わなくても気軽にコンテンツを手に入れることができるのが特長です。自分のお気に入りの音楽を持ち運べるのはもちろん、空からリアルタイムで降ってくる音楽・映像番組を楽しむことができます。U:MOを利用することで、今まで聴いたことのない楽曲やアーティストとの思いがけない出会い、新しいエンターテイメント情報を手に入れることができ、楽しみ方が無限大に広がります。
*3:放送機器メンテナンスのために、放送を休止する場合がございます。
■「U:MO」開発の経緯~「ポケットにUSENを持ち運ぶ」
新製品「U:MO」は、2005年夏頃から「ポケットにUSENを持ち運ぶ」というコンセプトのもと、創業時より40年以上業務店および個人宅向けに豊富な音楽・映像のコンテンツを提供してきたUSENと独自の最先端技術をベースにしたポータブルデバイスを提供するブランドiriverが自分のお気に入りの音楽を持ち運ぶだけではなく、空からリアルタイムで降ってくる音楽・映像コンテンツを楽しめるような携帯デジタルオーディオプレーヤーの商品開発を進めて参りました。
U:MOを利用することで、今まで聴いたことのない楽曲やアーティストとの思いがけない出会い、新しいエンターテインメント情報を手に入れることができ、楽しみ方が無限大に広がります。ユーザーのコンテンツ調達の利便性を追求するべく商品開発を進めて参りました。iriver japanとUSENは、今回の業務提携で、お客様にさらに便利に携帯オーディオプレーヤーを楽しんでいただくために、今後もブランド認知の拡大、および市場シェア獲得のため戦略的な製品投入や革新的なサービスの開発を進めてまいります。
■「U:MO」の機能特長アイリバー独自の「D-Clickシステム」を採用!
「U:MO」は、プレーヤー本体の側面には電源スイッチ、ボリューム調節ボタン、スマートキーのみを残し、その他の操作は2.4インチのカラー液晶画面の表示を見ながら、画面を直接クリックして操作する「iriver D-Click System」方式を採用。初めて使う方にも直感的に多機能なメニューを簡単に楽しく使いこなすことができます。
音楽ファイルの再生にとどまらず、動画(MPEG4/WMV9)再生、スライドショーが付いたフォトアルバム機能、海外でも利用可能な録音機能付きFMチューナー、高感度マイク内蔵のボイスレコーディング機能、テキストビューワー機能、アラームクロック、さらに、Macromedia Flash Lite 2.1に対応。ゲームソフトなどのインタラクティブ・コンテンツも楽しめます。さらに、背景やテーマを変えて自分スタイルにカスタマイズが可能です。さらに高音質のスピーカーを内蔵しているのでイヤホンを外せばスピーカーから音声を聴くことができます。拡張性・利便性に優れたプレーヤーです。
●U:MOに関する製品情報は、
http://www.iriver.co.jp/product/?UMO
●アイリバー・eストアUMOに関する情報は、
http://www.iriver.co.jp/estore/umo
【モバHO!について】
モバイル放送株式会社が提供する衛星デジタルマルチメディア放送サービスです。自動車、携帯電話などの移動体専用端末にて、音楽・音声40チャンネル、映像8チャンネル、データ情報サービス約50タイトルを放送しています。( http://www.mobaho.com )
【株式会社USENについて】
1961年の創業時以来、有線音楽放送サービスを提供し、約116万件(2007年2月時点)の業務店・個人ユーザーにご利用いただいております。また、ブロードバンド通信事業、カラオケ事業、映像・コンテンツ事業などエンターテインメントサービスを中心に展開しています。( http://www.usen.com/ )
【株式会社iriver japanについて】
携帯型デジタルオーディオプレーヤーの世界的ブランド「iriver」(アイリバー)製品をはじめとするポータブルデバイスを企画・販売する企業として株式会社MCJグループの出資のもと2006年10月に設立。主要開発・製造元である韓国レインコム社(Reigncom Limited、本社:ソウル)、その他外部関連会社と密接な連携のもと、iriverブランドを日本市場に展開しています。
また、iriverは、独自の最先端技術をベースにしたポータブルデバイスを提供するブランドとして全世界で高い評価を得ています。現行のiriver製品には、持ち運びに便利な軽量・コンパクトボディに大容量フラッシュメモリを内蔵、デザイン面でも人気が高い「T」シリーズ、切手大サイズの超コンパクトプレーヤー「S」シリーズ、microSDスロット搭載モデルの「X20」、ポータブルオーディオプレーヤー初のアクティブマトリックス式有機ELを採用した「Clix2」など多彩なラインアップが揃っています。
<会社概要>会社名:株式会社iriver japan/所在地:東京都千代田区岩本町2-12-5 早川トナカイビル6F/代表者:代表取締役社長 浅野樹美(あさの しげよし)/資本金:1,000万円/設立:2006年10月/業務内容:日本国内でのiriverブランドをはじめとするポータブルデバイスの販売、マーケティング、ユーザーサポート
◆消費者からのお問い合わせ先
アイリバー・ジャパン サポートセンター
月曜~金曜 10:00~18:00 (祝祭日および年末年始を除く)
ナビダイヤル:0570-002-220
E-mailでのお問い合わせは、ホームページのメールフォームをご利用ください。
https://www.iriver.co.jp/support/otoiawase.php
(※ 詳細は関連資料「オリジナルリリース」を参照してください。)
GE Money、「住宅ローン」で本人と家族の資格を合算した金利優遇サービスを開始
日本の住宅ローン業界で初めて、本人と家族の資格合算で金利を最大1.0%優遇
~ さらに、金利優遇の対象として、新たに20 資格を追加~
GE Money(法人名:GEコンシューマー・ファイナンス株式会社、代表取締役 藤森義明、本社:東京都港区)は、本日より、「GE Moneyの住宅ローン」の申込者ご本人の資格にご家族の保有する資格を合算することで、最大1.0%の金利優遇サービスを開始しました。当社調べでは、住宅ローン業界に留まらず日本の金融市場において、申込者とそのご家族の資格を合算した金利優遇は初めてのことです。同時に、GE Moneyでは、金利を優遇する資格として、これまでのTOEICとIT系資格に加え、新たに20種類の資格を追加しました。
■ 資格合算による金利優遇
申込者ご本人が保有する複数の資格の合算で、最大0.5%まで金利引下げが可能になります。さらに、配偶者の方、あるいは連帯債務者または連帯保証人となる両親、子、兄弟姉妹の方の資格も最大0.5%まで合算することができ、その結果、申込者ご本人分と合わせて、最大1.0%まで金利を引下げることが出来ます。(注:融資後に取得した資格は金利優遇の対象にはなりません。)
例えば、
申込者本人… 弁理士(0.3%優遇)+ IT系資格(0.2%優遇)
配偶者 … 薬剤師(0.3%優遇)+ TOEICスコア900点(0.2%優遇)
合計 → 1.0%優遇
* 一人あたりの合算幅は最大で0.5%までとなります。
この資格合算は、育児休暇中の配偶者や一時的に就業を控えている配偶者の方が保有する資格にも適用されます。
■ 対象資格を大幅拡充
これまでTOEICとIT系資格での最大0.2%の金利優遇を提供してきましたが、今回、職業に直結した認定資格と国家資格を中心に対象資格を大幅に拡大し、弁護士、公認会計士、医師、歯科医師、獣医師、税理士、弁理士、司法書士、薬剤師、看護師、保育士、助産師、社会福祉士、介護福祉士、管理栄養士、通訳案内士、養護学校教諭免状、歯科衛生士、歯科技工士、ファイナンシャルプランナー(CFP、AFP)の20種類の資格を新たに追加しました。
金利優遇の対象資格が大幅に増えたこと、そして家族の資格と合算して最大1.0%まで金利優遇を受けられることによって、スキルを元にキャリアアップを計られている方、専門分野をお持ちの派遣・契約社員の方、スキルを元に独立されて事業を営んでいる個人事業主の方に、「スキルで家を持つ」チャンスが広がると考えます。
世界30カ国以上で住宅ローンを展開するGE Moneyは、平成17年4月、日本で初めて、お客様の実収入を重視した独自の審査ノウハウにより、個々のお客様の状況に応じて異なる金利を提供する住宅ローンを導入し、従来の画一的な審査基準では融資の対象外となることが多かった自営業者、派遣・契約社員、転職者、永住権をお持ちでない在日外国人の方など、幅広い顧客層に対して住宅ローンを提供しています。
資格による金利優遇は、どのようなスキルを持って働いているか、さらにお客様一人ひとりの能力を重視したサービスです。GE Moneyは、ライフスタイルサポートブランドとして、スキルで自分の未来を切り開く方にできるだけのYes でお応えしてまいります。
以上
● 関連リンク
三菱商事、西豪州での新規鉄鉱石資源開発事業に約3000億円を投資
西豪州新規鉄鉱石資源開発案件参画について
三菱商事が100%出資する資源会社である三菱デベロップメント社(Mitsubishi Development Pty Ltd、本社:Sydney NSW Australia、代表者:田丸壮一、以下MDP社)と豪州マーチソンメタルズ(Murchison Metals Ltd、本社:Perth WA Australia、代表者Paul Kopejtka、以下MML社)は、MML社が西豪州中西部地区に保有するジャックヒルズ鉄鉱床をはじめとする鉄鉱石資源、及び、新規鉄鉱石輸送インフラ(鉄道・港湾)を含めた、総事業開発費30億豪ドル(約3,000億円)を超える規模での事業開発を進める事につき、基本合意に至りましたので、下記の通り、お知らせします。
記
1.合意内容
MDP社とMML社は、鉄鉱石事業並びに輸送インフラ事業、それぞれの事業主体を50%:50%の出資比率で設立します。ジャックヒルズ鉄鉱床の開発では、年間26百万トンの高品位鉄鉱石を産出する大規模な操業を想定しており、堅調な需要の伸びが期待されるアジア市場向けを中心に2011年頃出荷開始の予定です。
MDP社は、MML社と共同で鉱山開発に必要な探査活動を早期に完了させると共に、西オーストラリア州政府並びにその他主要ステークホルダーと共同歩調をとりながら、関連インフラの開発の実現を目指します。またMDP社は、当該共同事業より生産される鉄鉱石について、一部の需要家向けを除き、独占的な販売代理権を得ます。
MDP社は今後可及的速やかに、株主間協定書を含む主要契約書を締結の上、頭金として150百万豪ドル(約150億円)を拠出し、上述の鉄鉱石事業と輸送インフラ事業の権益それぞれ50%を取得し、更に、当該鉄鉱石事業並びに関連インフラ事業に関する事業化調査(2008年12月末完了予定)等を踏まえ、両社が合意した当該事業の事業価値に基づき、決定される残高を拠出します。
またMDP社は、プロジェクト・ファイナンスによる資金調達を取り纏め、最終的な事業開発意思決定を前提に、必要に応じてMML社に資金支援を行います。
2.ジャックヒルズ鉄鉱床概要
ジャックヒルズ鉄鉱床には、約3億8,000万トンの高品位鉄鉱石の埋蔵が見込まれていますが、この高品位鉄鉱石は、加工工程を必要としない為、採掘後、直ちに出荷販売することが可能です。
これにより良好な事業採算性が期待でき、同地区のその他多くの鉄鉱石資源案件に比して優位性を持っています。
年産150万トン程度の小規模な試験操業が昨年末から開始されており、今後2011年頃を目処に、年産2,600万トン規模への拡張、及び、約420kmに亘る鉄道の新規敷設並びにケープサイズ級の大型船型も受入可能なオーカジー港(ジェラルトン市の北方23km)の建設を目指しております。
以 上
*添付資料あり。
● 関連リンク
アルテックADS、独社製デジカメプリント注文受付端末機をナニワ商会向けに輸入販売
欧州最大手の集配ラボCeWe Color社デジカメプリント受付端末機の輸入販売を開始
アルテックエーディーエス株式会社(代表取締役社長:加畑洋、本社:東京都新宿区四谷4-4-1、以下ADS)は、ドイツCeWe Color AG & Co.OHG(本社:ドイツオールデンバーグ、以下CeWe社)のデジカメプリント注文受付端末機「DigiFotoMaker(デジフォトメーカー)」(以下受付端末)を、株式会社ナニワ商会(代表取締役社長:塩山高之、本社:大阪府大阪市中央区南船場2-4-8、以下ナニワ商会)向けに輸入販売を開始致しました。
CeWe社は、写真のフィルム、メモリーカードを食品スーパー、ドラッグストアなどの店頭の受付窓口で回収し、自社ラボ(現像所)で出力した写真を注文客に引き渡す集配ラボ事業をヨーロッパ23ヶ国で展開しており、自社ラボ19拠点、受付窓口約60,000ヶ所を持つヨーロッパ最大手です。
デジタルカメラの普及に伴い、写真の注文も、以前のフィルムからデジタルカメラや携帯電話のメモリーカードへ急速にシフトする中、CeWe社は業界でいち早く受付端末の導入を進め、現在約20,000台を受付窓口に設置しております。同社製受付端末は、デジカメプリント注文情報を専用CD-Rに書き込むシステムで、メモリーカードの代わりにCD-Rをラボへの回収に使用する為、データを安全に輸送出来るメリットがあります。
ナニワ商会は写真画像関連商材の小売業、流通卸業、集配ラボ業を営む西日本最大手であり、お得意先様を含むグループでの受付窓口総数は約35,000 ヶ所あります。今後、関西を中心に集配ラボ受付窓口にCeWe社製受付端末の導入を進め、デジカメプリント受付枚数の増加を目指しております(市場への導入は6月下旬予定)。
ADSは、自社製昇華型デジタルフォトプリンタ「メガピクセルIII」の販売で、CeWe社及びナニワ商会と取引があり今回の橋渡しを致しました。CeWe社は受付端末設置先に即時プリント用としてメガピクセルIIIの設置を行っており、ナニワ商会は写真専門店、量販店へメガピクセルIIIの再販を行っております。
シーエフ・カンパニー、指に取り付ける超小型ハンズフリー・バーコードスキャナーを発売
指に取り付ける超小型のバーコードスキャナー
「快適なモバイルコネクティビティを提供する」シーエフ・カンパニー株式会社(東京都千代田区 代表 但木 守)は、ソケットモバイル社(米国)が開発した「ハンズフリー・バーコードスキャナー:Cordless Ring Scanner(略称CRS)の発売を開始した。
このCRSはBluetooth搭載の「ウェアラブル」なバーコードスキャナーで、「指に取り付けるバーコードスキャナー」部分と「腕に装着するBluetooth送信ユニット」で構成される。指に取り付けたバーコードスキャナーは左右の指の動作でトリガーできるので、両手が荷物などでふさがっていてもバーコードの読み取り作業を行うことができる。
CRSのバーコード読み取りエンジンは2種類。Class2のレーザーエンジンを採用したCRS 9Pでは、太陽光下の明るい環境でもバーコードを読むことができ、かすれたりして読み取りにくいバーコードでも読み取る能力を持っている。Class1レーザーエンジンを搭載したCRS 9Mは室内でのバーコード読み取り作業用で、安価なバージョン。
CRSで読み取ったバーコードデータはBluetoothを介して最大100m(CRS9Pの場合)離れた場所にあるコンピュータにワイヤレスで送信することができるので広い倉庫内などでの利用ができる。CRSは消費電流が非常に低いので、1回の充電で約11,000回の以上のバーコードスキャニングが可能で、約10時間の連続動作が可能。
本商品は重い荷物などを持ち運ぶ仕事で、バーコードスキャニングを必要とする作業に向いている。例えば、倉庫での入出庫業務、病院での書庫管理業務などでバーコードを読み取る作業のためにいちいちバーコードリーダーを取り出したりする動作が不要なので、作業量を軽減し、作業者の負担が軽くなる。
商品の出荷開始は平成19年7月を予定。
定価はオープン 商品の詳細はこちら( http://www.cfcompany.co.jp/product/socket/crs.html )をご覧ください。
(※ 商品画像は関連資料を参照してください。)
● 関連リンク
cciとアジア・メディア、日中両国でのインターネット事業関連サービス開発で業務提携
株式会社サイバー・コミュニケーションズ、アジア・メディア・カンパニー・リミテッド
インターネットとテレビ放送の連動型広告で日中両国におけるサービス展開について業務提携
株式会社サイバー・コミュニケーションズ(東証マザーズ上場 本社:東京都港区、代表執行役社長:長澤 秀行、以下「cci」)と、中国におけるテレビ広告代理店であるアジア・メディア・カンパニー・リミテッド(東証マザーズでの中国本土企業の初上場企業 以下 「アジア・メディア」)は、日本及び中国の両国におけるテレビ放送及びインターネット事業関連サービスの開発について業務提携をすることと致しましたので下記の通りお知らせ致します。
1.業務提携の目的
今回の提携は、cciのもつ日本におけるインターネット広告、モバイル広告の企画・商品開発ノウハウやテレビとインターネットを連動させたサービスメソッドとアジア・メディアのもつ中国の放送媒体に対する広告代理店としてのノウハウを融合させ、日本及び中国の両市場で、放送媒体、広告主及び広告代理店に対する、テレビ、インターネット及びモバイルにおけるクロスメディア型広告サービスの提供を目的とするものです。
2.業務提携の内容
・相互にノウハウを提供することによって、テレビ、インターネット及びモバイルにおけるクロスメディア型広告の共同開発と日中両国でのクロスメディア型広告サービス展開
・中国市場にてアジア・メディアが展開するインターネット広告、モバイル広告事業展開に対し、cciのインターネット広告、モバイル広告に関するノウハウを活用した協力
・テレビ、インターネット及びモバイルという各メディアの特性を融合させたクロスメディア型デジタルコンテンツの共同開発
3.業務提携領域
中国でのインターネットユーザーは2006年末で1.37億人(China Internet Network Information Center;CNNIC発表)、携帯電話ユーザーは4.87億人(2007年4月末。中国情報産業部発表)、インターネット閲覧可能な携帯WAPユーザーは3,900万人(2007年3月末。CNNIC発表)に達し、その数は日々拡大し続けております。また、中国では、近年視聴者参加型番組が人気を博しております。
このような市場環境の中、cci及びアジア・メディアは、視聴者のニーズを捉えた新たな広告サービス開発を実現すべく、テレビ、インターネット及びモバイルという領域において業務提携を行い、両社の、ノウハウを融合させることで、視聴者参加型のクロスメディア型広告サービスの提供の実現など、新たな市場形成を目指してまいります。
なお、本業務提携がcciおよびアジア・メディアの業績に与える影響は軽微です。
【各社概要】
<株式会社サイバー・コミュニケーションズ概要> http://www.cci.co.jp/
社名 株式会社サイバー・コミュニケーションズ
本社所在地 東京都港区東新橋2-14-1 コモディオ汐留7F
代表者 代表執行役社長 長澤 秀行
事業内容 インターネット広告の企画・制作・販売
資本金 23億8,197万円
主な出資会社 電通、フジテレビジョン、東京放送、日本テレビ放送網、テレビ朝日、 トランス・コスモス、テレビ東京、日本経済新聞デジタルメディア
<アジア・メディア・カンパニー・リミテッド概要> http://www.asiamedia.jp/jp/
社名 アジア・メディア・カンパニーリミテッド
本社所在 バミューダ
事業本拠地 北京
問い合わせ先 東京都千代田区内幸町1-1-1 インペリアルタワー15F
代表者 最高経営責任者 崔 建平
事業内容 中国におけるテレビプログラムガイド業及び広告代理業
資本金 226万3,000円(19千米ドル)
主な出資会社 チャイナ IPTV、セコイア・キャピタル・チャイナ、メディアワン、モバイルインターネットファンド、電通アジアファンド、JCD、ドコモドットコムインク、JSAT、伊藤忠商事
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マグナビート、熱応答性磁性ナノ粒子「Therma-Max UCSTシリーズ」を発売
熱応答性磁性ナノ粒子
「Therma-Max(R)(サーマ・マックス)UCSTシリーズ」を新発売
チッソ株式会社(本社:東京都中央区、社長:岡田俊一)の関係会社であるマグナビート株式会社(本社:神戸市灘区、社長:大西徳幸)は、本年7月1日より熱応答性磁性ナノ粒子「Therma-Max(R)UCSTシリーズ」を新たに上市します。
「Therma-Max(R)」は、生体物質の分離・精製・濃縮用途に開発された粒径がおよそ百ナノメートルの磁性ナノ粒子です。懸濁液の温度を変化させるだけで可逆的に分散、凝集させる機能と粒径が小さいことによって、短時間かつ高収率に抗体やタンパク質の精製を行えます。したがって、免疫診断や環境ホルモン検査、ゲノム創薬開発におけるタンパク質の少量多検体処理に幅広い応用が可能です。
今回、新しく販売する「Therma-Max(R)UCSTシリーズ」は、冷却磁気分離タイプで、10℃以下への冷却により磁性ナノ粒子が凝集します。既に販売している加温磁気分離タイプでは成し得なかった、熱に対して影響を受けやすいバイオ実験に用いる際、低温条件で反応させることを可能にしました。
UCSTシリーズとして、
ビオチン(ビタミンH)や抗体に特異的に結合する生体物質を導入した「Therma-Max(R)USA Streptavidin」と「Therma-Max(R)UPA Protein A」
目的生体物質を表層に直接修飾できる「Therma-Max(R)UC Carboxylic acid」と「Therma-Max(R)UAm Amine」を取り揃え、メーカーやタンパク質を解析する研究機関や大学を対象に、新たに販売してまいります。
「Therma-Max(R)」は、これまで数々の賞を受賞した技術を具体化した製品ですが、2007年6月には「第21回先端技術大賞」特別賞を受賞することが決まりました。
なお、2007年6月の国際バイオEXPOに出展を予定しています。
【 商品に関するお問い合わせ先 】
マグナビート株式会社 診断材料部 TEL0436-21-5127
マグナビート 会社ホームページ http://www.magnabeat.com/
※添付資料あり。
日の丸自動車興業、スーパーハイデッカー幌付車輌「スカイバス・カブリオレ」を発表
スカイバスに新しく幌付車輌《スカイバス・カブリオレ》がデビュー
■ 日の丸自動車興業株式会社(本社:東京都文京区後楽1-1-8 代表取締役 富田浩安)は平成16年9月から運行している「スカイバス」(二階建てオープンカー)に加え、新たに平成19年6月18日よりスーパーハイデッカー幌付車輌《スカイバス・カブリオレ》がデビューいたしますので、お知らせいたします。
■ スカイバスは運行開始以来、日本で初めて導入された二階建てオープンバスとして、高い評価をいただいております。フルオープンならではの景観のみならず、都会の風や香りなどを身体で体感できるなどエンターテイメントにあふれたオープンバスです。運行開始からのご利用者数は174,000人(平成19年5月末現在)を超えました。季節ごとに変化する都会の風景をミニツアー(50分)で味わえることが評価され、今や都市観光の新しいツールとして広く認知されるようになりました。
■ 今回この特色を損なうことなく、利便性を高めた中二階型の幌付オープン車両を新しく導入いたしました。この車両は前方、あるいは後方に簡単な操作で折りたたみ可能な幌を装備いたしましたので、急な天候の変化にも対応することができます。また中二階のワンフロア構造ですから、幌を付けた場合でもゆとりある室内空間を確保することができました。さらに大きな旅行荷物などは一階に設けられたトランクルームでお預かりすることができます。
■ また移動中は幌を付けて運行し、目的地ではじめてフルオープン、あっと驚くような素晴らしい景観、夜景や満点の星をお客様に楽しんでいただくなど、エンターテイメント性に溢れた演出を行うことができます。
■ 幌つき車輌の登場により、ツアー途中、突然のにわか雨にあっても大丈夫です。これにより【都心型タイプ】として皇居コースで運行し、人気のある二階建てフルオープンバス『スカイバス東京』とは別に、【郊外型タイプ】のスカイバス車輌として新らたなご利用方法もあり期待されます。
■ JTBグループは日の丸リムジングループとのアライアンスによりスカイバス全国展開事業をスタートする予定です。各地での展開はJTBグループの地域事業会社を窓口とし日の丸リムジングループ、現地で運行するバス会社との間で【スカイバスまちづくり実行委員会】を設立し、地元観光協会をはじめとする関係団体との連携を図り、地域振興と観光まちづくりを目指し運行を行います。今秋10月には《那覇市(JTB沖縄)》でスカイバス・カブリオレによる運行が予定されています。また昨年北海道日本ハムファイターズ優勝パレードに参加したスカイバスは6月より《札幌市(JTB北海道)》で運行をはじめ、今秋11月には《仙台市(JTB東北)》での運行も予定されています。
【備考】
*弊社では訪日外人旅行者の増大にむけ、ビジットジャパンキャンペーンの活動に積極的に参加しております。毎年1~2月にかけて実施される『ようこそジャパンウィーク』の期間、訪日外人旅行者には【スカイバス東京】の通常乗車料金の半額で都心のスカイバスツアーを楽しんでいただいております。
*現在弊社ではスカイバスの幌なし3台、幌つき【カブリオレ】2台、計5台のスカイバスを保有しています。
【添付資料】
(※ 関連資料を参照してください。)
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富士フイルムイメージング、ショッピングサイト「デザインガーデン」を開設
3,000点を超えるデザインで、お気に入りのTシャツやポストカードが選べる
ショッピングサイト「DESIGN GARDEN」オープン
クリエイターがオリジナルデザインを無料で自由に投稿できる!
http://designgarden.jp
富士フイルムイメージング株式会社(社長:杉原和朗)は、プロ・アマ問わずクリエイターから、広くオリジナルデザインを集め、そのデザインを使ったTシャツなどのアパレル商品や、ポストカードなどの写真プリント商品を販売するショッピングサイト「DESIGN GARDEN(デザインガーデン)」を、6月18日より本格スタートします。
プロ・アマを問わず、クリエイターは自らのオリジナル作品を発表・活用する場を求めています。また、昨今の消費者は趣味・嗜好が多様化しており、他の人とは違う個性的で特徴あるオリジナルな商品を求める傾向が強くなってきています。
「DESIGN GARDEN」は、クリエイターが投稿した様々なオリジナルデザイン(6月17日時点 約3,000点)の中から、自分のお気に入りを選び、Tシャツなどの商品にプリントして購入することができるショッピングサイトです。また、クリエイターが自ら制作したオリジナルデザインを発表する場として、自由にしかも無料で何点でも投稿(*1)できるため、毎日数多くのクリエイターの新作デザインが続々登場します。
「DESIGN GARDEN」では、アパレル商品としてオーソドックスなTシャツ(メンズ・レディース・キッズ)の他、ラグラン・長袖など様々な種類のTシャツやベビー用ロンパースも取り揃えています。Tシャツなどのアパレル商品は、オリジナルデザインや色・サイズをお客様のお好みに組み合わせることが可能(*2)で、組み合わせは現時点で150万通り以上となり、これまでにはないバリエーションの中から選ぶショッピングをお楽しみいただけます。また、写真プリントを活用した商品として、オリジナルデザインのポストカードを販売いたします。
今後、写真プリントを活用した、タンブラー、マグカップ、フレーム付きフォトアートなどを順次、商品ラインアップに追加していく予定です。さらにデザインのバリエーションとして、人気キャラクターなどのコンテンツも加えていきます。
(*1) 投稿後、「DESIGN GARDEN」が設定するガイドラインに従い、事務局が承認したデザインのみ公開します。
(*2) 一部のデザインは、ご提供できる商品、色、サイズなどが限定されます。
尚、「DESIGN GARDEN」では本格スタートに合わせ、6月18日~7月31日まで商品をご購入いただいた方の特典として、「全商品10%引きキャンペーン」を実施します。
富士フイルムイメージングは、イメージングのリーディングカンパニーとして、今後も様々なニーズにお応えする商品・サービスを提案していきます。
記
ECサイト「DESIGN GARDEN(デザインガーデン)」概要
1. サイト名称:
DESIGN GARDEN(デザインガーデン)
2. URL :
http://designgarden.jp
3. 仕組み
(1)クリエイターがデザイン投稿⇒ (2)サイト閲覧者が商品注文⇒ (3)DESIGN GARDENが商品を製造⇒ (4)DESIGN GARDENが購入者に商品発送⇒ (5)購入者がDESIGN GARDENに代金支払い⇒ (6)DESIGN GARDENがクリエイターにロイヤリティ支払い
4. サイトの特長
(1) オリジナルショップ感覚のショッピングサイト
商品の販売価格は、投稿したクリエイター自らが、DESIGN GARDEN事務局が設定した一定の基準価格をベースに自由に設定し、商品が販売されるとロイヤリティが支払われる仕組みです。お客様は、日々アップデートされたオリジナルデザインの中から?気に入ったデザインと商品を選び、専用画面から申し込むだけで簡単に購入することができます。
(2) 日々新しいオリジナルデザインがラインアップ
クリエイターは、自作のデザインなら無料で自由に何点でも投稿が可能です。
(6月17日時点 約3,000点)
(3) 豊富なオリジナルデザイン商品
サイト内ではアパレル商品と写真プリント商品が購入できます。
アパレル商品は、気に入ったデザイン・色・サイズを、購入者のお好みで自由に組み合わせることが可能です(*3)。Tシャツの組み合わせは現時点で150万通り以上となります。また、写真プリント商品は、高画質フジカラーペーパーを使用したポストカードの購入が可能です。今後、写真プリント付きのタンブラーやマグカップ、フレーム付きフォトアートなど商品を順次投入していきます。
(*3) 一部のデザインは、ご提供できる商品、色、サイズなどが限定されます。
5. 商品ラインアップ/価格
【アパレル商品】◆価格: 1枚2,100円(税込)~
Tシャツ(メンズ・レディース・キッズ)、スポーツTシャツ、ラグランTシャツ、長袖Tシャツ、フライスTシャツ、ラグラン七部袖Tシャツ、楽Tシャツ、ロンパース
【写真プリント活用商品】◆価格: 1枚105円(税込)~
ポストカード
【今後追加予定の商品】
タンブラー、マグカップ、フレーム付きフォトアート、ブックカバーなどを順次追加予定
6. 納期:
ご注文受付日を含めて、5営業日以内に発送。
7. 決済方法:
クレジット(手数料金 0円)/代引き(手数料金 350円)/
コンビニエンスストア(手数料金 200円)
8. 配送方法:
宅配便/メール便(メール便は商品、数量により選択できない場合があります)
<本件に関するお問い合わせ>
デザインガーデン事務局 support@designgarden.jp
TEL 03-5962-6501
● 関連リンク
ヤフー、「Yahoo!デベロッパーネットワーク」で「日本語形態素解析Webサービス」を公開
Yahoo!デベロッパーネットワーク、「日本語形態素解析Webサービス」を公開
「Yahoo!デベロッパーネットワーク」のアドレス
http://developer.yahoo.co.jp/
ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)がインターネット関連の開発者向けにYahoo! JAPANの一部のサービスやデータベースへのアクセスを無料で公開するサービス「Yahoo!デベロッパーネットワーク」(※)は、本日、「日本語形態素解析Webサービス」を公開します。
「日本語形態素解析Webサービス」は、解析対象となる日本語の文章を形態素に分割し、「品詞」「読み」「基本形」、また、統計処理結果である全形態素の総数、各形態素の出現回数を返します。例えば、本API(Application Program Interface)を使用し文章を解析することで、対象となる文章により多く含まれている単語がわかり、どのような特徴的な単語で文章が構成されているのかを把握することができます。
また、開発者は「日本語形態素解析Webサービス」を既に公開済みのAPIと組み合わせ、既存のAPIから取得したデータを解析処理することで、さまざまなマッシュアップサービスやソフトウエアの開発が可能になります。例えば本APIと検索APIを組み合わせることで、ブログ検索で提供している「類似記事検索機能」のような、関連性の高い文書を検索する機能を開発することが可能になります。
「日本語形態素解析Webサービス」は、Yahoo! JAPANの日本語処理技術部が、Yahoo! JAPAN研究所と共同で開発を進めてきた形態素解析エンジン「Web MA」を広く社外の開発者向けに公開するものです。「Web MA」は、Yahoo! JAPANのブログ検索や商品検索など一部の検索エンジンのテキスト処理、また、ブログ検索の「評判検索機能」、「まとめ検索機能」などのテキストマイニング処理にも使われています
Yahoo! JAPANでは、今後もさまざまな機能をAPI化することで、開発者の方々のあらたな技術や機能開発を支援していきます。また、外部開発者の方々からアイデアを寄せていただくことで、さらにお客様にとって利便性の高いサービスの提供を目指します。
(※)「Yahoo!デベロッパーネットワーク」とは
「Yahoo!デベロッパーネットワーク」は、インターネット関連の開発者向けにYahoo! JAPANの技術仕様を無料で公開するサービスです。このサービスでは、外部開発者の方々による、Yahoo! JAPANのデータベースを活用したサービスやソフトウエアの開発が可能になります。現在、「Yahoo!デベロッパーネットワーク」ではウェブ検索、画像検索、動画検索、地図、ウィジェットなどのAPIを公開しています。今後も、Yahoo! JAPANのさまざまなサービスのデータベースへのアクセスを可能とするAPIを順次公開していく予定です。
*Yahoo!とYahoo!のロゴマークは、米国ヤフーの登録商標または商標であり、ヤフー株式会社はこれらに関する権利を保有しています。文中の会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。