アナログ・デバイセズ、高い直線性が特長のモバイルWiMAX端末向けパワーアンプ「ADL5570」を発売
モバイルWiMAX端末のバッテリ寿命を延長し、信頼性の高い接続を
保証するパワーアンプ「ADL5570」
~優れた直線性、効率、出力パワーの組み合せにより、最高2.7GHz
までのWiMAX周波数帯をサポートする携帯機器を駆動~
ADL5570パワーアンプについて
ADL5570は、高い直線性が特長のモバイルWiMAX端末向けパワーアンプ(PA)です。2.3GHzから2.4GHz帯での動作用に最適化されていますが、2.5GHzから2.7GHzの周波数帯でも、優れた性能を提供します。高い直線性、出力パワー、および効率をあわせて提供することで、携帯機器におけるシームレスな接続性を保証し、バッテリの消耗を低減することができます。
優れた直線性、効率、出力パワー
バッテリ寿命は、ノートPC、携帯電話端末、PDAなどの携帯アプリケーションの設計における重要な課題です。ADL5570は、他社のWiMAX PAと比較しても、消費電流を半分に抑え、業界最先端の20%以上というPAE(電力付加効率)を提供します。この低消費電力性能がヒートシンクの必要性を減らし、システムの信頼性を高めるので、サイズおよびコストの両方の低減が可能になります。ADL5570は卓越した出力パワーに加えて、高い直線性を備え、信頼性の高いWiMAXブロードバンド接続に必要な高データ・レート化とより高い信号伝搬性能を実現します。ADL5570の出力1dBコンプレション・ポイント(P1dB)は31dBmで、3.5V電源でかつ2.35GHzにおいて、最高26dBmの出力パワー・レベルまで直線領域で動作します。また、EVM(エラー・ベクター・マグニチュード)を3%未満に保つことで、システム・レベルの信号ノイズを最小化します。出力パワー、効率、および信号忠実度における優れた性能の組み合せにより、長時間の作動が可能になるほか、伝送の中断を低減できます。これにより、WiMAX通信機器のユーザは最高のモバイル・ブロードバンドを経験することができます。さらに29dBのゲインを特長とし、様々な種類のトランシーバとともに用いることもできます。
付加機能に節電モード
ADL5570は、3.2Vから5.5Vの単一電源動作で、消費電流は250mA実行値です。出力レベルが10dBm以下の動作の場合には、低消費電力モードになり、動作電流は100mA、静止電流は70mAで最適化されます。
静止電流を10mAに低減する待機モードは、時分割二重接続端末がデータを受信しているときに便利です。
供給と価格について
ADL5570は現在サンプル出荷中で、量産は2007年5月の予定です。単価は10,000個受注時で3.00ドル(米国における参考価格です)、16ピン4mm×4mm LFCSP(リード・フレーム・チップ・スケール・パッケージ)で供給します。デバイスは拡張工業用温度範囲(-40℃から+85℃)の仕様となっています。詳細情報に関しては、ウェブサイトwww.analog.com/pr/ADL5570をご覧下さい。
製品に関する読者からのお問い合わせ先
アナログ・デバイセズ株式会社
ホリゾンタル・セグメント・マーケティング・グループ
電話 03-5402-8128
ヤフー、子どものインターネット利用に関するアンケート結果を発表
「Yahoo!あんしんねっと」調べ、
子どものインターネット利用に関するアンケート結果
~約5割の子どもが有害サイトに遭遇、
家庭でのフィルタリングサービス使用率はわずか16%~
Yahoo! JAPANを運営するヤフー株式会社は、「Yahoo!リサーチ・モニター」のうち全国の小学四年生~高校生の子どもを持つ保護者(男女)を対象に、子どものインターネット利用に関するアンケートを行いました。
本アンケートの結果では、45.3%の子どもが「見たくない、目にしたくないサイト(ポルノ、出会い系、暴力的な画像、反社会的行為の助長、自殺の肯定などが出てくるサイト)を目にしたことがある」と答えているにもかかわらず、不適切なサイトの閲覧ブロックに有効であるフィルタリングサービスの現在利用率は16.1%でした。また、フィルタリングを利用していない対象者に聞いた設問では、フィルタリングサービスを利用していない理由として、1位「子どもがインターネットをするときには保護者が近くにいるから」、2位「どのフィルタリングサービス/ソフトがよいかわからないから」、3位「自分の子どもは有害なサイトを見ていないから」があげられています。
なお、「見たくない、目にしたくないサイト(ポルノ、出会い系、暴力的な画像、反社会的行為の助長、自殺の肯定などが出てくるサイト)を目にしたことがある」と回答した子どもが45.3%いるのに対して、子どもの不適切サイト閲覧経験に関する親の認識は、「閲覧経験があると思う」と認識しているのは31.6%と少ないことから、保護者の認識と実際の子どもの経験の間でズレが見られることがわかります。
Yahoo! JAPANでは社会貢献事業の一環として、昨年から、有害サイトをブロックするフィルタリングサービス「Yahoo!あんしんねっと」を提供しています。
1月29日には、「Yahoo!あんしんねっと」の無料提供を開始し、さらに幅広いお客様にご使用していただくことで、子どもが安心して使えるインターネット環境の普及を目指します。
【子どものインターネット利用に関するアンケート】
・調査期間:2月9日~2月13日
・調査対象:Yahoo!リサーチ・モニター(全国の小学四年生~高校生の第1子
をもつ保護者<男女>)
・調査方法:ウェブ上でのアンケート
・回答者数:31962人
【アンケート結果(一部抜粋)】
■「お子様(第一子)がお使いになるパソコンで、フィルタリングサービス/フィルタリングソフトを現在利用していますか」
・現在利用している 16.1%
・サービス認知、過去利用経験あり、現在利用していない 5.7%
・サービス認知、過去利用経験なし、今後興味あり 39.0%
・サービス認知、過去利用経験なし、今後興味なし 24.6%
・サービス非認知 14.7%
■あなたのお子様(第一子)は、これまでパソコンのインターネットを利用していて、子どもに不適切なサイト(ポルノ、出会い系、暴力的な画像、反社会的行為の助長、自殺の肯定などが出てくるサイト)を目にしたことがありましたか(あったと思いますか)。
・よくあった/あったと思う 4.7%
・たまにあった/あったと思う 26.9%
・なかった/なかったと思う 58.8%
・わからない 9.7%
■あなた(お子様)は、これまでパソコンのインターネットを利用していて、見たくない、目にしたくないサイト(ポルノ、出会い系、暴力的な画像、反社会的行為の助長、自殺の肯定などが出てくるサイト)を目にしたことがありましたか。(※この質問は、お子様がいる方は、お子様(第一子)にお聞きになって、お子様の回答をご記入ください)
・よくあった 6.3%
・たまにあった 39.0%
・なかった 54.6%
【Yahoo! JAPAN】 http://www.yahoo.co.jp/
ヤフー株式会社(市場名:東証1部/JASDAQ、銘柄コード:4689、本社:東京都港区、設立年月日:1996年1月31日、代表取締役:井上雅博)が運営するYahoo! JAPANは、1か月あたり約4,671万人のユニークカスタマー数(※1)と、1日13億7000万ページビュー(※2)のアクセスを誇るインターネットの総合情報サイトで、検索、コンテンツ、コミュニティー、コマース、モバイルなど多くの
サービスを提供しています。
(※1)2007年1月のNielsen//NetRatings「NetView AMS JP」における家庭からの視聴率88.2%、職場からの視聴率91.5%というデータをもとに、家庭、または職場からのインターネットユーザーを約5,284万人(NetRatings Japan「インターネット基礎調査」より)としてYahoo! JAPANのユニークカスタマー数を算出。
(※2)ページビューは、従来ウェブサーバーからの配信回数を計測した値を採用していましたが、2007年3月からブラウザでの表示回数をCSCにより計測した値を採用しています。
Yahoo!とYahoo!のロゴマークは、米国ヤフーの登録商標または商標であり、ヤフー株式会社はこれらに関する権利を保有しています。文中の会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
● 関連リンク
理化学研究所、遺伝子のわずかな違いがわかる色素を開発
遺伝子のわずかな違いがわかる色素を開発
- 1塩基の種類を識別して発光する新たなDNA試薬に -
◇ポイント◇
●色素、オングストロームスケールの環境変化を感知
●診断システムは遺伝子の塩基1個の違いをライトアップして知らせる
●遺伝子診断法が大幅に簡略化し、個別化医療への展開に期待
独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、わずかな空間の環境(極性)を感知して発光する「プロダン」と呼ぶ色素を人工的にDNAへ導入したDNAプローブ(DNA試薬)を開発し、遺伝子の塩基1個の違い(1塩基多型(SNP)※1)をライトアップして知らせるシステム原型が完成しました。これは、理研フロンティア研究システム(玉尾皓平システム長)岡本独立主幹研究ユニットの岡本晃充独立主幹研究員と日本大学(小嶋勝衛総長)工学部次世代工学技術研究センター齋藤烈教授による共同研究の成果です。
現在の遺伝子多型診断法は、測定する遺伝子の断片にシアニン色素などの蛍光色素でラベル付けしたあと、測定前に不要なラベルを洗い落とす方法がよく使われます。しかし、この手法は、人手をかける工程を採用しているため、測定誤差が大きくなることが問題となっています。
研究グループは、色素の「微視的環境応答性※2」を応用し、色素を連結した人工DNAと標的遺伝子サンプルを結合(ハイブリダイゼーション※3)させ、塩基配列の中の特定の1塩基の種類を蛍光の強さで判別できるようにしました。導入した色素の「微視的環境応答性」が、色素と結合したヌクレオシドの相手になる塩基の種類に応じて作り出すオングストロームレベルの構造のブレを検知し、色素の蛍光強度を変化させます。このため、単に標的遺伝子サンプルにプロダン連結DNAプローブをハイブリダイゼーションさせて、その蛍光強度を測定するだけで、遺伝子の特定の位置の塩基の種類を判別することができます。目的の塩基を特定したときにだけライトアップする本方法は、サンプルのラベル工程やその洗浄工程が不必要で、測定手順を大きく簡略化することができました。
研究グループは、さらに4種類の塩基をすべて判別できるように、それぞれに対応した色素ヌクレオシドを化学合成しました。遺伝子の1塩基の違いの積み重ねは、疾患のかかりやすさや薬物代謝の効率に強く影響しています。今回開発した方法は、簡便な1塩基診断に威力を発揮し、オーダーメイド医療の実現に貢献することが期待できます。
本研究成果は、米国の科学雑誌『Journal of the American Chemical Society』(5月2日号)に掲載されます。
1.背景
これまで、遺伝子の配列や働きを調べるため、DNAやRNAの核酸を蛍光ラベルして、それとハイブリダイゼーションできる標的核酸を検出する方法が、数多く研究されています。しかし、1塩基多型(SNP)のように、長い遺伝子配列の中からたった1つの塩基の違いを検出するためには、サンプルごとにハイブリダイゼーションさせる条件を、より厳密に設定することが必要です。DNAチップやミニシーケンシングなどの手法の研究が進んでいますが、それでもなお、サンプルごとのラベルの粗密・ミスハイブリダイゼーション・洗浄誤差などによって生じる高い測定誤差が解決されていません(図1)。DNAやRNAの相補鎖上の核酸塩基に応答して、蛍光発光・消光する分子システムを構築することができれば、ハイブリダイゼーション効率に依存することなく、特定の塩基の種類を蛍光発光によって決定できます。このような手法を用いることで、サンプルラベル工程の省略・ミスハイブリダイゼーションの回避・洗浄工程の省略が可能になります。
2.研究内容
研究グループは、問題解決のため、DNA二本鎖中の微視的環境の違いに応じて蛍光体の発光量が変化するという原理を活用し、色素が特定の塩基配列を認識して蛍光を発光させ、それ以外の塩基では蛍光発光を起こさないというシステムの開発を行いました。具体的には、人工DNAプローブに連結した「微視的環境応答性」色素が、色素と結合したヌクレオシドの相手になる塩基の種類に応じて作り出すオングストロームレベルの構造のブレを検知し、その結果、色素の蛍光強度が変化する、という機能を見いだし、遺伝子多型診断に応用しました。本システムは、PCR※4などで増幅した標的塩基配列を蛍光剤でラベル化すると、ラベル化量の粗密が生じるなど、これまで問題を抱えていた工程を省きました。さらに、鎖長、温度制御、塩濃度などハイブリダイゼーションにかかわる諸条件を厳密に決定する作業も割愛することができました。つまり、従来の手法におけるバックグラウンドエラーを回避することができたといえます。このため、今回開発した手法は、これまでの核酸検出法とは一線を画するものであり、非常に革新的なシステムとなりました。
研究グループは、微視的環境応答性色素「プロダン」を含む核酸ヌクレオシド4種(チミン、シトシン、アデニン、グアニンに対応、図2)を新たに化学合成し、これらの蛍光ヌクレオシドの光物理学的物性を測定しました。その結果に基づき、これらを含む人工DNAを作成し、サンプルDNAとハイブリダイゼーションさせて蛍光挙動を観測しました。また、研究グループが既に開発した「塩基識別型蛍光性核酸プローブ」※5と組み合わせた測定を行うことによって、マルチカラー1塩基多型解析を実施しました。測定には、紫外光照射・蛍光測定が可能である一般的な分光機能を含む装置を用いました。
3.研究成果
まず、色素「プロダン」を含む核酸ヌクレオシド4種を化学合成し、それらの光物理学特性を調べたところ、色素を取り囲む微視的環境の変化が、予想通り励起スペクトルや蛍光スペクトルの波長や強度に大きく反映されていました。続いて、DNA自動合成機を使って、この色素をDNAに導入しました。一般にオリゴDNAを合成する方法とまったく同じ方法を用いて、色素連結DNAを高い効率で得ることができました。今回得た人工DNAは、サンプルDNAと中性緩衝液中でハイブリダイゼーションさせました。まず、励起スペクトルの赤色端での励起によるその蛍光挙動を調べたところ、色素を含む塩基の相手側の種類に応じて、蛍光強度が大きく変化しました。特に、相手側の塩基とワトソン・クリック型塩基対※6を形成する場合には、形成できない場合に比べて、2倍以上の強い蛍光を観察しました。
さらに、相手側の塩基との水素結合形成の有無に由来するわずかな構造変化が、蛍光強度に強い影響を及ぼすため、この蛍光変化から、遺伝子配列中の1塩基の違いを蛍光で区別することができました。
具体的には、研究グループは、メチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素※7に関連する遺伝子に含まれる1塩基多型を、この蛍光性DNAとハイブリダイゼーションさせるだけで簡単に判別することができました。この1塩基多型判定法は、サンプルと単に混ぜるだけで測定が可能で、従来法に必要であった測定サンプルの標識工程や洗浄工程を省略しています(図3)。また、研究グループが以前に開発した波長の異なる塩基識別型蛍光性核酸プローブと組み合わせることによって、マルチカラー(多波長)1塩基多型解析も可能にしました。このシステムで、メチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素関連遺伝子の同時アレル解析を行い、測定結果を遺伝子型ごとにクラスター化することができました(図4)。
4.今後の期待
研究グループが開発した本システムは、従来型にみられたサンプルごとのラベルの粗密・ミスハイブリダイゼーション・洗浄誤差によって生じる誤差を回避することができます。特に、プロダン連結DNAプローブを使うことで、1塩基多型解析の簡略化、測定時間短縮化に大きく貢献することが期待されます。
今後は、ハイスループット※81塩基多型解析システムの構築に向けて開発を続けるとともに、本システムを1~2年以内に実用化させることを目指していきます。
<補足説明>
※1 1塩基多型(SNP)
私たちの顔が個々人で異なるように、ヒトのゲノムの塩基配列も、それぞれで微妙に違っている。こうした個々人の遺伝的な違いは、多型と呼ばれ、特に1塩基多型(SNP)は、ヒトゲノムに0.1%(つまり1,000塩基に1塩基)の頻度で現れる最も頻度の高い多型である。近年、親子・兄弟・双子間など家族内のSNP研究によって疾病の罹りやすさ、背丈・髪などの身体的特徴、体質などにSNPが影響することが明らかになり始めた。また、いくつかの薬物代謝酵素について、SNPが人種により質的あるいは量的に異なることが示されており、そのことが薬物代謝反応に人種差を生じる原因の一端を担っている可能性が示唆されるようになった。
※2 微視的環境応答性
色素周辺のわずかな空間「ナノ空間」の極性や粘性など物性環境の変化に応じて、蛍光強度や蛍光波長が変化する色素の性質を指す。
※3 ハイブリダイゼーション
DNAは、2本の鎖からできている。それぞれの鎖が塩基対間の水素結合を介して結合し、2重らせん構造を形成することを、ハイブリダイゼーションという。本件では、ターゲットの1本鎖DNAと色素連結DNAプローブによる2本鎖構造の形成のことを指す。
※4 PCR
ポリメラーゼ・チェイン・リアクション。DNA合成酵素を用いた代表的なDNA増幅法。
※5 塩基識別型蛍光性核酸プローブ
研究グループが開発した核酸プローブであり、色素を含む塩基の相手側の塩基の種類によって蛍光強度を変化させる。つまり、ターゲットになるDNAと塩基識別型蛍光性核酸プローブをハイブリダイゼーションさせたときに、安定な水素結合(塩基対)を形成していると強い蛍光発光を示すが、塩基対形成が弱いと蛍光発光が抑制される。核酸プローブはすでに10数種類開発されている。今回開発した「プロダン」DNAも、広義では塩基識別型蛍光性核酸プローブの仲間に入るが、その蛍光発光メカニズムは若干異なる。
※6 ワトソン・クリック型塩基対
DNA二重らせん構造を形成するための最も標準的な塩基の組み合わせ。グアニンとシトシン、アデニンとチミンのそれぞれ2つの塩基の間に水素結合と呼ばれる弱い相互作用が存在し、対をなしている。
※7 メチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素
5,10-メチレンテトラヒドロ葉酸を還元し5-メチルテトラヒドロ葉酸を与える酵素。この酵素の異常は、先天的代謝異常のほかに糖尿病や片頭痛などにも関与するといわれている。
※8 ハイスループット解析
多項目同時解析のこと。DNAチップのように、1検体を複数の項目について同時に解析する手法。
●図1 検出法の比較
従来法(DNAチップを例に):(1)測定DNAに標識(標識効率にムラ有)。(2)捕捉プローブとハイブリダイゼーション(2本鎖の熱的安定性の差を使って目標のDNAを捕らえる。1塩基の違いだけに基づく熱的安定性の差は小さく、その結果ミスハイブリダイゼーションが起こりやすい)。(3)非特異的吸着・ミスハイブリダイゼーションを起こしたサンプルDNAを洗浄によって洗い落とす(洗いすぎても問題。正しくハイブリダイゼーションしたものとミスハイブリダイゼーションしたものでは熱的安定性が小さいので、洗浄行為でそれらを区別することは容易ではない)。
新しい方法:(1)標的になる塩基の相手側に色素が1つ導入されたプローブを設計。(2)標的のDNAとハイブリダイゼーション。(3)標的の塩基の種類に応じて蛍光強度が変化。(4)非特異的吸着・ミスハイブリダイゼーションを起こしても蛍光発光せず、またハイブリダイゼーションしていない状態でも蛍光発光しないので、洗浄の必要が無い。
実験者の手による実験誤差が大きく解消され、信頼性の高いデータが得られる。
●図2 色素「プロダン」を含む核酸ヌクレオシド4種
●図3 測定手順の比較
●図4 メチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素関連遺伝子のマルチカラー(多波長)1塩基多型解析の結果
1塩基多型(グアニンかアデニン)を含むメチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素関連遺伝子断片(25サンプル)に対して、異なる蛍光波長を持つ2種類のプローブをハイブリダイゼーションした。
プローブ1:以前作成したグアニンを検知するピレンプローブ(410nmの波長での蛍光を検出。
プローブ2:今回作成したアデニンを検出するプロダンプローブ(510nmの波長での蛍光を検出)。
蛍光強度に応じて1対のアレルが、同じグアニンの場合(G/G)、1対のアレルが同じアデニンの場合(A/A)、1対のアレルが異なる場合(G/A)の3つのクラスターに分類できた。「control」は、プローブだけで測定した空実験。
(※ 図1~4は関連資料を参照してください。)
● 関連リンク
雪印乳業、乳に含まれるタンパク質「MBP」の持つ機能性に関する研究成果を発表
2007年春季学会発表について
MBP(R)の機能性に関する研究発表
雪印乳業株式会社(本社:東京都新宿区代表取締役社長:高野瀬忠明)は、中期経営計画における二つの重点施策、『チーズ事業の戦略的拡大』と『乳の機能性のさらなる探求』を柱に、真の乳(NEW)・乳製品NO.1カンパニーを目指し、強いブランドづくり、強い商品づくりに取り組んでいます。具体的には、特に国産ナチュラルチーズを核とした事業の展開を進める一方で、乳の新しい可能性と神秘を追い求める取り組みを継続しております。
このたび、乳に含まれるタンパク質MBP(R)の持つ機能性に関する研究成果につきまして、3月24日より東京農業大学において開催される「日本農芸化学会2007年度大会」において下記のとおり学術発表いたしますのでご案内申し上げます。
記
◆ 研究発表概要
1. 高齢者における乳塩基性タンパク質(MBP(R))の骨代謝改善効果
(東京大学、老人研究所との共同研究)
森田如一、小野愛子、川上浩、吉内一浩、朴眩泰、青柳幸利
2. 食物アレルギー性腸炎モデルにおける骨代謝因子の解析
(東京大学との共同研究)
小野愛子、足立(中嶋)はるよ、森田如一、川上浩、八村聡志
3. 牛乳塩基性蛋白質複合体の摂取はNODマウス(*)の1 型糖尿病の発症を予防できる
(群馬大学との共同研究)
榎本淳、竹内隆紘、平塚大輔、松山博昭、川上浩
◆ 研究発表内容の要約
1. 高齢者における乳塩基性タンパク質(MBP(R))の骨代謝改善効果(東京大学、老人研究所との共同研究)
これまでの当社の研究で、成人女性、更年期女性、成人男性および若年女性における乳塩基性タンパク質(MBP(R))の効果が確認されております。(*参考資料参照)
本研究では、ボランティアを募集し、「健康な高齢女性」におけるMBP(R)の骨代謝に及ぼす効果を検証いたしました。
ボランティアを無作為に2グループに分け、片方のグループ(MBP(R)グループ)にはMBP(R)配合飲料を、もう一方のグループ(対照グループ)にはMBP(R)を含まない飲料を、1年間にわたり毎日50ml飲用していただきました。
その結果、踵骨の骨密度と相関のある音響的骨評価値(Osteosonic Index: OSI)の改善が認められました。また、血液や尿中の生化学的指標から、MBP(R)グループでは対照グループと比較して、骨の破壊が抑えられていることが明らかになりました。
今回の結果から、MBP(R)は「健康な高齢女性」の骨の健康にも有効であると考えられます。
*参考資料
[これまでの研究]
1999年 成人女性に対する効果を確認
2000年 成人男性に対する効果を確認
2005年 更年期女性に対する効果を確認
2006年 健康な若年女性(女子大生)に対する効果を確認
ホームページにて紹介しております。
⇒ http://www.snowbrand.co.jp/mbp/index.html
2. 食物アレルギー性腸炎モデルにおける骨代謝因子の解析(東京大学との共同研究)
乳塩基性タンパク質(MBP(R))が、成人女性から高齢者まで、広い世代において骨の代謝を改善することをこれまでに報告してまいりました。
本研究では、MBP(R)の作用メカニズムを調べることを目的とし、東京大学が保有する食物アレルギーモデル動物を用いたところ、このモデルが骨代謝の研究に有用であることがわかりました。そこで、このモデル動物から抽出した細胞にMBP(R)を添加すると、骨吸収に関係する遺伝子が抑制されました。
このことから、MBP(R)の作用メカニズムの一つとして、消化管免疫を介している可能性が示唆されました。
3. 牛乳塩基性蛋白質複合体の摂取はNODマウス(*)の1型糖尿病の発症を予防できる(群馬大学との共同研究)
糖尿病にはインスリン依存性糖尿病(別名:1型糖尿病)とインスリン非依存性糖尿病(別名:2型糖尿病)があります。インスリン依存性糖尿病は、通常は自分を守るために存在するリンパ球が自分自身の組織を攻撃して障害を起こす、自己免疫疾患に分類されます。
本研究では、1型糖尿病を自然に発症する動物にMBP(R)を与えたところ、その発症を抑制する効果があることがわかりました。また、その効果は、MBP(R)に含まれるタンパク質であるラクトパーオキシダーゼが示すことを見いだしました。
* NODマウス: ヒト1型糖尿病モデルマウス(non-obese diabetic mouse)
◆ 学会開催概要
・日本農芸化学会2007年度大会
会期 2007年3月24日(土)より3月27日(火)まで
会場 東京農業大学(東京都世田谷区)
以上
● 関連リンク
SAPジャパン、生産現場と基幹業務システムのデータを連携させるソフトを提供
SAPジャパン、生産現場の「見える化」を可能にするERP連携ソフトを提供開始
SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ロバート・エンスリン)は、生産現場とERP(基幹業務システム)のデータを連携させ、価値ある意思決定のための情報を提供するためのソフトウェアツール、SAP xApp Manufacturing Integration and Intelligence(以下、SAP xMII、エスエイピー・エックス・エム・アイ・アイ)日本語版を本日より提供開始することを発表しました。
製造業では、変化する顧客ニーズに迅速に対応するため、グローバルに分散した生産拠点のデータを可視化し、営業・生産計画・技術・品質面の意思決定にリアルタイムに活用することが求められています。生産現場の多くは、1)本社ERP(基幹業務システム)と生産拠点のMES(製造実行システム)間で情報が分断され、情報の入手や需要・供給の調整に手間がかかる、2)操業システムのデータ管理が複雑なため蓄積されたデータが抽出しにくいなど、生産現場の情報の有効活用に課題がありました。
SAP xMIIは、それらのグローバルに分散した生産現場データをどこの拠点からも取得でき、受注、生産進捗、歩留り、品質、設備ステータス、コストなど、製造に影響を及ぼすすべてのデータについてリアルタイムに可視化し、ERPなどの他システムともリアルタイムに連携することができます。これにより、例えば営業拠点、海外拠点などの他の拠点からでも容易に生産現場の情報が見られるようになり、現場における想定外の変化にも迅速に対応することができます。また、IT(情報システム)部門は、ユーザーからのシステム要件を、既存のIT環境を有効に活かしたまま、多彩な可視化コンポーネントを使いプログラミングなしで容易に構築することができます。これにより、日々刻々と変わる生産現場をはじめ、営業部門、生産計画部門、技術部門、品質管理部門などのユーザー要求に対する、IT部門のサービスの質を向上することができます。
SAP xMIIは、SAP NetWeaver上で動くコンポジット・アプリケーションの一つで、SAPの目指すビジネスプロセス・プラットフォームの中でも、プラント・工場におけるERP、MES、プラントオートメーションといった異機種混合のIT環境において、エンタープライズSOA(サービス指向アーキテクチャ)を具現化するための統合化基盤と位置付けられます。特にグローバルに分散したプラント・工場の情報の可視化・連携を支援するツールとして、SAP製造業向けソリューションの中核的製品となります。
SAPジャパンでは、パートナー各社とともに当製品の提案・販売体制を強化していく予定です。
以 上
■SAPジャパンについて
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネジメント(SRM)やサプライチェーン・マネジメント(SCM)、カスタマーリレーションズ管理(CRM)、企業向けポータル(Enterprise Portal)、製品ライフサイクル管理(PLM)などの構築を可能にするさまざまなソリューションを提供しています。すでに世界では120カ国、38,000以上の企業で利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに1,950社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力および企業価値の向上に貢献しています。(http://www.sap.com/japan)
SAP、SAPロゴ、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はSAP AGのドイツおよびその他世界各国における登録商標または商標です。
その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
注)「mySAP ERP」は「SAP ERP」に名称変更されました。
■お客様からの問い合わせ先
SAPジャパン株式会社
電話:03-3273-3500
http://www.sap.com/japan/contactsap
電源開発、ポーランドで風力発電事業に参画
Jパワー、ポーランドで風力発電事業に参画
~ポーランド初の日本企業が参画する風力発電事業~
このたび、Jパワー(電源開発株式会社、社長:中垣喜彦)は、三井物産株式会社(社長:槍田松瑩、以下「三井物産」という)、スイス国のウィンドファーマー社(WFL Windfarmer AG、社長:マーティン・ニーゼ)とともに設立した事業会社ザヤツコボ・ウィンドファーム社(Zajaczkowo Windfarm Sp.zo.o.、ポーランド国シュチェチン市)により、ポーランド国内で風力発電事業を行います。
Jパワー(45%)、三井物産(45%)、ウィンドファーマー社(10%)の3社は、今年1月にザヤツコボ・ウィンドファーム社を設立し、ポーランド北部の西ポモージェ県ザヤツコボにおける出力48,000kW(2,000kW×24基)の風力発電事業の実施に向けて準備を進めてきました。
3月19日、地元当局に建設着手届けを提出し、今年4月の着工、平成20年2月の初号機営業運転開始、同年7月の全機営業運転開始を目指します。発電した電力は国営配電会社であるエネルガ社(Koncern Energetyczny ENERGA S.A.)に売電します。
なお、日本企業が同国の風力発電事業に参画するのは本件が初めてとなります。
Jパワーは、地球環境問題に対応してCO2排出の少ない電源の開発を推進しており、国内外で風力発電事業を推進しています。これまでに日本国内で9ヵ所(合計出力210,530kW)、海外ではスペイン国の3発電所(合計出力64,210kW)を運営しており、今回の案件は2カ国目の海外プロジェクトとなります。
ポーランドをはじめとする中東欧諸国は、風力資源に恵まれていながら風力発電の開発が進んでおらず、今後の有望な市場と期待されるエリアです。Jパワーでは当エリアを含めて広く海外での風力発電事業を推進していきます。
以上
別紙:
1.ザヤツコボ風力発電プロジェクトの概要
2.WFL Windfarmer社について
3.Jパワー風力事業一覧
雪印乳業、乳酸菌・乳由来成分の機能性に関する研究成果を発表
2007年春季 学会発表について
乳酸菌等の機能性に関する研究発表
雪印乳業株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:高野瀬忠明)は、中期経営計画における二つの重点施策、『チーズ事業の戦略的拡大』と『乳の機能性のさらなる探求』を柱に、真の乳(NEW)・乳製品NO.1カンパニーを目指し、強いブランドづくり、強い商品づくりに取り組んでいます。具体的には、特に国産ナチュラルチーズを核とした事業の展開を進める一方で、乳の新しい可能性と神秘を追い求める取り組みを継続しております。
このたび、乳酸菌および乳由来の成分に関わる機能性に関する研究成果につきまして、3月24日より東京農業大学において開催される「日本農芸化学会2007年度大会」において下記のとおり学術発表いたしますのでご案内申し上げます。
記
◆研究発表概要
1.ガセリ菌SP株発酵乳による脂質代謝調節
(九州大学との共同研究)
吉田 健志、宇津 和範、佐藤 匡央、川上 浩、松山 博昭、今泉 勝己
2.「鉄・ラクトフェリン」の経口摂取による貧血傾向の改善効果
吉瀬 蘭エミリー、元賣 睦美、浅田 千鶴、内田 俊昭、門岡 幸男、川上 浩
3.乳由来ガングリオシドのサイトカイン(*)産生能に与える影響
(東京農工大学との共同研究)
黒原 由紀、山本 由紀、酒井 史彦、芹澤 篤、矢ヶ崎 一三、三浦 豊
*研究発表内容の要約は、添付資料をご参照ください。
● 関連リンク
雪印乳業、チーズの機能性に関する研究結果を発表
雪印乳業株式会社
2007年春季 学会発表について
チーズの機能性に関する研究発表
雪印乳業株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:高野瀬忠明)は、中期経営計画における二つの重点施策、『チーズ事業の戦略的拡大』と『乳の機能性のさらなる探求』を柱に、真の乳(NEW)・乳製品NO.1カンパニーを目指し、強いブランドづくり、強い商品づくりに取り組んでいます。具体的には、特に国産ナチュラルチーズを核とした事業の展開を進める一方で、乳の新しい可能性と神秘を追い求める取り組みを継続しております。
そしてこのたび、チーズの持つ機能性に関する研究の成果につきまして「日本農芸化学会 2007年度大会」および「日本畜産学会 第107回大会」において下記のとおり学術発表いたしますので、ご案内申し上げます。「日本農芸化学会 2007年度大会」は3月24日より東京農業大学において、「日本畜産学会 第107回大会」は3月27日より麻布大学において、それぞれ開催されます。
記
◆ 研究発表概要
1.チーズのガン細胞増殖抑制効果およびアポトーシス誘導効果(*)
(九州東海大学、宮崎大学、鹿児島大学との共同研究)
井越敬司、大倉典之、鈴木桂太、跡部聡子、小林弘昌、山崎正夫、侯徳興、川上浩
発表先〔日本農芸化学会 2007年度大会〕
2.チーズのガン細胞増殖抑制性成分の分離、精製ならびにその構造
(九州東海大学、宮崎大学との共同研究)
井越敬司、大倉典之、鈴木桂太、柴山久慶、小林弘昌、椛田聖孝、小野政輝、山崎正夫、川上浩
発表先〔日本畜産学会 第107回大会〕
◆ 研究発表内容の要約
1.チーズのガン細胞増殖抑制効果およびアポトーシス誘導効果(*)
(九州東海大学、宮崎大学、鹿児島大学との共同研究)
2.チーズのガン細胞増殖抑制性成分の分離、精製ならびにその構造
(九州東海大学、宮崎大学との共同研究)
チーズは、熟成することでさまざまな機能性成分を作り出すと考えられます。
本研究では、機能性探求の一つとして、各種チーズから成分を抽出し、ヒト白血病細胞株(HL-60)を使い、ガン細胞の増殖を抑制するかどうかを調べました。
その結果、熟成していないチーズではほとんど効果がなかったのに対し、カマンベールチーズやブルーチーズなどの熟成したチーズでは、ガン細胞の増殖を抑制する効果を示しました。
さらに、どのような物質が関与しているのか分離精製を進めたところ、今回の分析では、遊離脂肪酸であるパルミチン酸とオレイン酸が効果を示す成分の一つであることがわかりました。
* アポトーシス誘導効果:アポトーシスとは、生理的条件下で細胞自らが積極的に引き起こす細胞の死のこと。環境の悪化が原因となる細胞の死である壊死(ネクローシス)とは、炎症が引き起こされない点で大きく異なる。
◆ 学会開催概要
・日本農芸化学会 2007年度大会
会期 2007年3月24日(土)より3月27日(火)まで
会場 東京農業大学(東京都世田谷区)
・日本畜産学会 第107回大会
会期 2007年3月27日(火)より3月29日(木)まで
会場 麻布大学(神奈川県相模原市)
以上
● 関連リンク
KDDIと沖縄セルラー、au第3世代携帯電話「MEDIA SKIN」を発売
au携帯電話の新ラインナップ「MEDIA SKIN」の販売開始および、カラーバリエーションのネット投票等の実施について
KDDI、沖縄セルラーは、auの第3世代携帯電話「CDMA 1X WIN」の新ラインナップとして、「au design project」第6弾モデル「MEDIA SKIN」を、本年3月23日 (金) より販売開始します。「MEDIA SKIN」はデザイナー吉岡徳仁氏のデザインにより、表面処理と特別な塗料で新しい触感を実現するとともに、世界初 (注) の26万色QVGA有機ELをメインディスプレイとして搭載し、ワンセグやLISMOビデオクリップなどを美しい映像で楽しめるモデルです。
注) 2007年3月20日現在、携帯電話に搭載された26万色QVGAのメインディスプレイとして
また、販売開始にちなみ、インターネット上で「MEDIA SKIN」の新カラーバリエーションの候補からお客様に投票していただき、最も人気が高いカラーを製品化する「MEDIA SKINスペシャルカラー投票」の実施をするとともに、デザイナー吉岡徳仁氏とイタリアのラグジュアリー・レザーグッズブランド「Valextra」とのコラボレーションによるキャリングケースの発売、東京・名古屋・大阪でのスペシャルイベントの開催を通じて、「MEDIA SKIN」の世界観を広くお伝えしていきます。
各地域における販売開始日については、auホームページをご参照下さい。
(関連リンク「地域別取扱携帯電話 一覧」参照)
「MEDIA SKINスペシャルカラー投票」の実施、吉岡徳仁×Valextraのキャリングケース発売、スペシャルイベントの詳細は別紙をご参照ください。
明治製菓、スナック菓子「カールねぎ塩カルビあじ」を発売
期間限定
お口にじゅわ~と2倍サイズ!
「カールねぎ塩カルビあじ」新発売
明治製菓株式会社(社長:佐藤 尚忠)は、ふっくらサクサクの食感で人気の「カール」シリーズからじゅわ~と旨味が広がる、2倍サイズが新しい「カールねぎ塩カルビあじ」を3月27日に全国で発売いたします。若い男性を意識した新商品の投入で、「カール」シリーズのラインナップを強化し、新規ユーザーの獲得を目指します。
【 商品概要 】
●商品名
カールねぎ塩カルビあじ
●内容量
56g
●価格
参考小売価格 128円(税込)
●発売日・発売地区
3月27日 全国
●特徴
・ねぎ塩カルビの風味が口に入れた瞬間に広がり、サクサクした食感の中からじゅわ~と旨味が広がる本格的な味わいです。
・食べ応えのある2倍サイズ(カールの通常品との比較)で独特の食感を十分に楽しむことができます。
●ターゲット
20~30代の男性を中心に幅広く
●販売目標金額
110億円(カール群)/年間
イーバンク、地方競馬総合サービスサイト「オッズパーク」の決済に対応
地方競馬総合サービスサイト「オッズパーク」の決済にイーバンク銀行が対応
イーバンク銀行株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:松尾泰一)とオッズ・パーク株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:藤井宏明)は、地方競馬総合サービスサイト「オッズパーク」(http://www.oddspark.com/)における勝馬投票券(馬券)の購入、払い戻し、返還金の交付などに伴う決済サービスを、イーバンク銀行が同行の口座保有者に対して2007年4月11日から提供を開始することで、このたび合意しました。これにより、イーバンク銀行の口座保有者は、インターネット上で簡単な手続きをするだけで「オッズパーク」の会員に登録でき、また会員登録後すぐに投票口座への資金移動、勝馬投票券の購入などができるようになります。なお、2007年4月6日より先行して会員登録が可能となります。
イーバンク銀行は、インターネット専業銀行最大規模の194万口座(2007年2月末現在、解約件数を除く累計口座開設承認数)を有するインターネット専業銀行で、競馬・競艇などの公営競技との提携に積極的に取り組んでいます。すでに、JRA(日本中央競馬会)および南関東4競馬場の勝馬投票券、全国24競艇場の舟券、全国6オートレース場の勝車投票券、全国47競輪場の車券の購入などに伴う決済サービスを提供しています。今回、南関東4競馬場以外の地方競馬へ新たに決済サービスを提供することで、JRA・地方競馬・競艇・オートレース・競輪のすべての公営競技がイーバンク銀行の口座から決済可能となり、利便性がさらに高まります。
オッズ・パークは、同社が運営する地方競馬総合サービスサイト「オッズパーク」において、「ばんえい競馬」をはじめとする全国11地方競馬の勝馬投票券の販売、レース動画の配信、レース関連情報の提供などを行っています。現在13行が同サイトでの勝馬投票券の購入などに伴う決済サービスを提供しています。今回イーバンク銀行を新たに加えることで利便性を高め、会員および売得金額(売上高)を増加させてまいります。
以 上
キリンビバレッジ、「キリン ファイア アイスコーヒー<淹れたて瞬間冷却>」を発売
お手本にしたのは、淹れたてを一気に冷やす喫茶店式
「キリン ファイア アイスコーヒー<淹れたて瞬間冷却>」を4月3日(火)新発売
キリンビバレッジ株式会社(社長 荒井克一)では、缶コーヒーブランド「キリン ファイア」に新アイテム「キリン ファイア アイスコーヒー<淹れたて瞬間冷却>」を追加し、4月3日(火)から全国で新発売します。
記
今回発売となる「アイスコーヒー<淹れたて瞬間冷却>」は、淹れたてのアツアツのコーヒーを一気に冷やす喫茶店のアイスコーヒーの作り方がお手本。98℃で抽出したコーヒーを、通常よりも低温である8℃まで短時間で冷却し、コーヒーの香りと旨さを封じこめました。さらに、無香料・ミルクを加えない加糖ブラックタイプにすることで、豆そのものの味わいが楽しめる風味豊かな味わいに仕上げました。
容器は、アイスコーヒーが注がれた銅製マグカップを表現するために、液色が見えるペットボトルを採用。さらに容量は、280mlで風味豊かなアイスコーヒーのおいしさがたっぷり味わえる、これからの季節に丁度よいサイズとなっています。
●「キリン ファイア アイスコーヒー<淹れたて瞬間冷却>」
容量・容器 280mlペットボトル
価格(1本) 115円
入数(1ケース) 24本入り
(価格は、消費税抜き希望小売価格)
以上
■お客様からのお問い合わせ先
お客様相談室 0120-595955
(土曜、日祭日を除く:9:00~17:00)
● 関連リンク
キリンビバレッジ、「キリン アミノサプリ」のラインナップを一新
「キリン アミノサプリ」のラインナップを一新
2つのアミノサプリを同時新発売
ローヤルゼリーのアミノサプリと、BCAAのアミノサプリ
キリンビバレッジ株式会社(社長 荒井克一)では、「キリン ローヤルゼリーのアミノサプリ」を新発売するとともに、「キリン アミノサプリ」をリニュ―アルし、4月3日(火)から全国で新発売します。
記
「キリン アミノサプリ」は2001年に発売して以来、アミノ酸飲料の代表ブランドとして市場をリードしてきました。市場のニーズが多様化し、生活形態が変化する中、2007年はアミノ酸飲料の再価値化を図るべく、2つのアミノサプリを新提案。生活シーンを網羅する「水分&栄養補給飲料」へと進化していきます。
「キリン ローヤルゼリーのアミノサプリ」は、働く人をターゲットに、元気系アミノ酸と、古くから栄養補給として愛されてきた自然素材であるローヤルゼリーが簡単にとれるアミノ酸飲料です。働きバチの何十倍も長生きすると言われる女王バチのエネルギー源で、アミノ酸、ビタミンやミネラルを豊富に含むローヤルゼリー200mg*1に加え、元気系アミノ酸アルギニンとアスパラギン酸を中心に1000mg*2を配合。働く人のスタミナとパワーを支えます。さらに、カラダに嬉しいカロリーオフに仕上げました。
パッケージデザインは、ハチからイメージされる黒と黄色を基調にローヤルゼリー感を表現し、目立つ色合いで店頭での存在感をアピールします。
「キリン アミノサプリ」は、アスリートを中心にスポーツシーンで定着している、体力系アミノ酸BCAAに注目。これまで飲みにくいとされてきたBCAAが美味しく飲めて、手軽に水分&栄養補給ができるアミノ酸飲料へと進化します。体内で作れない必須アミノ酸の中のBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)を1000mg*3配合し、スポーツ時の健康的なカラダをサポート。カラダに嬉しいカロリーオフです。
パッケージデザインは、ブランドのシンボルカラー「白と赤」をそのままに、王道感のある新しいロゴを採用。ブランドイメージを一新してまいります。
広告には2006年賞金ランキング第6位のプロゴルファー古閑美保さんを継続起用。「ローヤルゼリーのアミノサプリ」は、働く人にとっての「残業」を象徴する「深夜のゴルフ練習場での特訓」のシーンで、「アミノサプリ」は、「ゴルフ場での試合」というスポーツシーンで、それぞれの商品コンセプトを訴求していきます。音楽は、日本を代表する歌手橋幸夫さんが、NHK教育TVで人気の音楽バラエティー番組「ゆうがたクインテット」に登場する楽曲「ただいま考え中」をリメイクしたCMソングを軽快に歌いCMを盛り上げます。
2007年アミノサプリブランドは、スポーツシーンの「アミノサプリ」、日常の栄養補給の「ローヤルゼリーのアミノサプリ」の最強コンビで、アミノ酸飲料市場を牽引していきます。
*1、2、3ともに、500mlペットボトル1本当り
■商品 容量・容器 価格(1本) 入数(1ケース)
※添付資料を参照
以上
お客様からのお問い合わせ先
お客様相談室 0120-595955
(土曜、日祭日を除く:9:00~17:00)
● 関連リンク
シチズン・システムズ、ダイヤル式腕帯を採用した上腕式電子血圧計を発売
新機構の腕帯で着脱がとても簡単!
“ダイヤル式の腕帯”を採用した上腕式電子血圧計CH-463Eを新発売
シチズン時計株式会社(社長:梅原 誠)の連結子会社であるシチズン・システムズ株式会社(社長:中井 俊彦、本社:東京都西東京市)は、家庭用血圧計の新製品として、片手で簡単に着脱できるダイヤル式の新機構腕帯を採用した電子血圧計「シチズン電子血圧計CH-463E」を4月下旬から発売します。
◆シチズン電子血圧計『CH-463E』
価 格:オープン価格(実売予想価格:10,000円前後)
発売日:4月下旬
新製品は、着けやすさを追求した新機構タイプの腕帯を採用した電子血圧計です。これまでの巻きつけてマジックテープで固定する方法は、腕帯が回ってしまったり、締め付け具合も個人の感覚によるものでした。
これに対し本製品は、筒型の腕帯に腕を通しダイヤルを回して装着するタイプであるため、簡単に正確な測定位置に装着できます。また適正な締め具合になるとダイヤルが空回りし、測定後はリリースレバーを押すだけで取り外しが可能という、優れた操作性が特長です。自分で測る場合も、人の血圧を測ってあげる方にも簡単な着脱を可能にしました。
また、電子血圧計本体は約30秒という速さで測定が可能。従来品と比べ約20秒のスピードアップ(当社比)を実現しました。見やすい大型液晶表示画面に、押しやすい大きな操作ボタンなど、幅広い世代に向け、使いやすさに配慮した電子血圧計の登場です。
【操作方法】
(※ 関連資料を参照してください。)
【主な特長】
◆ダイヤル式の新機構腕帯を採用した電子血圧計。
◆筒型の腕帯に腕を通し、ダイヤルを回すだけで容易に正確な測定位置に装着可能。
◆ダイヤルはラチェット構造を採用。一定方向のみの巻上げが可能なため、握った状態のまま手を持ち替えずに操作できる利便性に優れる。
◆電子血圧計本体は約30秒という速さでの測定を実現。(従来品よりも約20秒のスピードアップ※当社比)
◆静音設計により快適な測定時間を提供。
◆60回分の測定結果を記憶でき、継続的な健康管理に最適。
◆血圧のほか、脈拍の測定・表示と時刻表示機能付き。
◆使用しない際には、電子血圧計本体の背部のホルダーに腕帯を立てかけ、クロックとしても使用できる。
◆付属として、持ち運びに便利なキャリングケース付き。
【主な仕様】
(※ 関連資料を参照してください。)
【販売予定個数】
50,000個/年間
< シチズン・システムズ株式会社について >
シチズン・システムズ株式会社は、シチズングループ全体における構造改革の一環として、シチズン時計株式会社の電子機器事業部と、同社子会社シチズンシービーエム株式会社(社長:鈴木 章彦、本社:東京都中野区)のシステム事業部、電子事業部を集約する形で、2005年4月1日に設立されました。各種プリンタ、情報通信機器、健康機器などの開発及び販売を主な事業内容にしています。
●お問い合わせ
<製品についてのお問い合わせ先>
システムズお客様相談室
フリーコール 0120-88-6295
〔受付:月~金10:00~12:00/13:00~16:00〕
※祝日、年末年始を除く
● 関連リンク
インプレスR&D、ECサイト向け集客・販売解説本「Webで売るしかけ!」を発売
儲かっているECサイトが取り組む13手法を徹底紹介
「Webで売るしかけ!」を発売
~インターネットの集客・販促・販売を完全網羅~
インプレスグループで法人向け情報コミュニケーション技術関連メディア事業を手掛ける株式会社インプレスR&D(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井芹昌信)は、インターネット上で現在活用されているすべてのマーケティング手法の基本から導入方法、正否の分かれ目まで解説する一冊、「Webで売るしかけ!」を3月20日(火)に発売いたしました。
本書は、企業のEC担当者から個人商店主まで、インターネットにおける集客・販促・販売効果の伸び悩みを感じている方に向けて、検索・クチコミ時代におさえておくべき13の手法を一冊でわかりやすく紹介します。
SEO、検索連動型広告、アフィリエイトマーケティングといった定番から、SNSマーケティング、ケータイプロモーション、RSSマーケティング、ニュースリリースなど、今だから実現できる新しい方法まで、(1)その手法の概要・仕組み、(2)どう使うのか、どのような効果あるのか、(3)どうすれば儲かるかといった「成功のポイント」、(4)成功事例の紹介を掲載しています。
【 「Webで売るしかけ!」 概要 】
著 者:インプレスR&D編
発売日:2007年3月20日
仕 様:A5判/192ページ
定 価:[本体1,400円+税]
発 行:株式会社インプレスR&D
発 売:株式会社インプレスコミュニケーションズ
ISBN:978-4-8443-2388-4
*以下、詳細は添付資料をご参照ください。
【 「Webで売るしかけ!」の販売方法 】
●全国の書店、書籍取り扱いの量販店、およびWeb書店による販売
●インプレスR&Dストアによる直接販売
http://direct.ips.co.jp/impressRD/
お問い合わせ先:インプレスカスタマーセンター
〒102-0075 東京都千代田区三番町20
TEL:03-5213-9295 FAX:03-5275-2443
E-mail:sales@ips.co.jp
(営業時間 10:00-17:30 土日、祝祭日を除く)
● 関連リンク
月桂冠、入浴剤「しっとり酒風呂」シリーズから「グレープフルーツの香り」「ラベンダーの香り」を発売
月桂冠の入浴剤「しっとり酒風呂」シリーズ
「グレープフルーツの香り」「ラベンダーの香り」を新発売
月桂冠株式会社は、酒風呂が楽しめる入浴剤「しっとり酒風呂」シリーズに新たに「グレープフルーツの香り」「ラベンダーの香り」の2アイテムを加え、3月下旬から発売します。
日本酒を粉末状に加工して10%配合しています。日本酒に含まれるアミノ酸や乳酸などの有機酸、糖分は、肌表面の水分を蒸発させにくくさせ保湿する働きがあります。
さらに「グレープフルーツの香り」にはタイソウエキスと紅茶エキス成分を、「ラベンダーの香り」には桃葉エキスとラベンダーエキス成分を加えました。肌をさっぱり清浄にして、それぞれの香りと共に入浴を楽しめます。
パッケージには、昭和初期の月桂冠ポスター(1934年から1935年頃に制作)に描かれた舞妓さんをデザインし、レトロ調でなつかしいイメージにしています。
ドラッグストアや酒販店などにも販促活動を行うほか、月桂冠大倉記念館(京都市伏見区)の売店やインターネット上でも販売します。
「しっとり酒風呂」は「ゆずの香り」「さくらの香り」「カモミールの香り」の3アイテムを2005年12月に新発売しました。今回新たに2アイテムを追加し、夏場にも酒風呂を楽しんでいただけるよう商品の充実を図りました。
商品名 : しっとり酒風呂「グレープフルーツの香り」
参考小売価格 : 各1包=158円(消費税込)
1包内容量、サイズ : 25g、縦5×横80×高120mm
使用方法 : ご家庭の風呂のお湯(約200L)に1包(25g)を入れ、よくかきまぜる。
商品名 : しっとり酒風呂「ラベンダーの香り」
参考小売価格 : 各1包=158円(消費税込)
1包内容量、サイズ : 25g、縦5×横80×高120mm
使用方法 : ご家庭の風呂のお湯(約200L)に1包(25g)を入れ、よくかきまぜる。
■商品についてのお問い合わせ先:
「お客様相談室」
TEL:075-623-2040
(9:00~17:00、土曜・日曜・祝日をのぞく)
● 関連リンク
日本精工グループ、滋賀県近江八幡市に中・大型サイズ鋼球の新工場を増設
株式会社天辻鋼球製作所滋賀県近江八幡市に中、大型サイズ鋼球の新工場を増設
グローバル成長戦略に基づく生産体制強化
株式会社天辻鋼球製作所(本社/大阪府門真市上野口町1-1 代表取締役社長中山敏行、以下AKS)は建設機械、工作機械、風力発電機、自動車に使用される玉軸受用鋼球の新工場を滋賀工場内に建設します。
AKSでは2006年4月から2011年3月の5年間でグローバル成長戦略に基づく販売、生産体制強化を進めており当工場建設、稼動は本プロジェクトの中核をなす事業です。
この工場の完成により現在のAKSグループ売上げ243億円(2006年3月期)からから5年後(2011年3月期)に325億円に拡大(34%、82億円増)しグローバルなシェアアップを目指します。
○新工場の概況
1973年から操業を開始し自動車、家電用鋼球を大容量一貫生産方式で生産を行っている滋賀工場で培ったノウハウの活用、及び滋賀県の高度な技術を有する優秀な人材の活用等を狙いAKS滋賀工場敷地内に現工場を拡張する形で新工場を建設します。
第一ステップとして2008年3月までに総額約30億円投じ延べ床面積約12,000m2の環境に配慮した鋼球生産工場を建設し、従業員も約40人増員して高精度鋼球の一貫製造を行う予定です。
第二ステップは2008年にスタートし2010年3月に完了の計画で、第一ステップで建設した生産工場に約20億円を投じて製造設備を導入し更に生産能力の充実を図る予定です。
○新工場の概要
所在地: 滋賀県近江八幡市上田町50番地
着工: 2007年4月
竣工: 2008年3月
操業開始: 2008年4月
建築面積: 約10,000m2
延床面積: 約12,000m2
用途: 鋼球製造工場
投資総額 第一ステップ約30億円
第二ステップ約20億円
合計約50億円
以上
DOWAホールディングスグループ、ヤマハ子会社の株式譲受に合意
伸銅品製造・販売会社の経営権取得、業界トップへ
~ヤマハ(株)と合意~
当社および当社の100%子会社DOWAメタルテック株式会社は、ヤマハ株式会社との間で、ヤマハの子会社であるヤマハメタニクス株式会社(以下YMX社)の発行済み株式の90%、およびヤマハ・オーリンメタル株式会社(以下YOM社)の発行済み株式の50%、の株式譲受に関する基本合意書を、本日締結いたしました。今後、詳細条件を協議・決定し、本年9月末に株式を譲り受ける予定です。
YMX社は、1959年にヤマハの前身である日本楽器製造(株)の金属研究部門からスタートし、主にニッケル合金条、バネ用銅合金条を製造・販売してまいりました。1983年にオーリン・コーポレーション(米国。以下オーリン社)と技術提携を行い、リードフレーム用銅合金の本格生産を開始、現在C7025、チタン銅など高品質・高機能銅合金条のリーディングメーカーの地位を築いております。
一方YOM社は、1987年にヤマハとオーリン社の合弁で設立された銅合金材料のマーケティング、販売会社でYMX社の製造する銅合金材料を国内、および東南アジアに販売しております。
またオーリン社は、世界トップクラスの生産量、開発力を誇る米国最大の伸銅メーカーで、同社の開発したC7025、C194はリードフレーム、高機能電子部品材料のグローバルスタンダードであります。DOWAとは主力合金の相互ライセンス、技術供与など、従来からパートナーシップを築いておりました。
DOWAメタルテックは自動車向けコネクター材料でトップサプライヤーの地位にあり、より高付加価値合金のウエイトを高め、収益基盤を強化すると同時に、グローバルな供給体制構築に取り組んでいます。
昨年は、2つ目の海外拠点としてタイに伸銅品の加工会社設立(2007年7月稼動予定)、国内製造拠点であるDOWAメタル(株)への大型設備増強などを行なっております。
またYMX社およびYOM社は、DOWAメタルと同じ静岡県磐田市内に位置し、人・設備・技術を相互に有効活用することが可能です。
今後、DOWAメタルテックでは、自動車向けコネクター材料で培ったDOWAの生産性、加工技術とYMX社の持つ品質管理・製造能力、およびオーリン社の合金開発力を融合することで、自動車、半導体、電子部品用銅合金材のグローバルトップサプライヤーを目指すとともに、業界No.1の強固な経営基盤を構築して参ります。
《 対象会社2社の概要 》
商 号:ヤマハメタニクス株式会社
所在地:静岡県磐田市新貝2630
代表者:代表取締役社長 井上昭史
設立年月日:1991年11月1日
資本金:5億円
従業員数:244人(2006年3月末)
売上高:127億円(2006年3月期)
事業内容:ニッケル合金、銅合金等の製造販売
加工品(電子部品)の製造販売
出資比率(出資前):ヤマハ100%
(出資後):DOWAメタルテック90%、ヤマハ10%
商 号:ヤマハ・オーリンメタル株式会社
所在地:静岡磐田市新貝2630
代表者:代表取締役社長 長瀬直明
設立年月日:1987年7月1日
資本金:4.8億円
従業員数:12名(2006年3月末)
売上高:87億円(2006年3月期)
事業内容:銅系特殊合金のマーケティング・販売
出資比率(出資前):ヤマハ50%、オーリン50%
(出資後):DOWAメタルテック50%、オーリン50%
以上
(※ 補足資料あり。)
● 関連リンク
プロネクサス、NTTデータと株主総会招集通知のデータ保管・開示サービスで業務提携
株主総会招集通知のデータ保管・開示サービスにおける、株式会社NTTデータとの業務提携についてのお知らせ
ディスクロージャー・IR実務支援の株式会社プロネクサス(本社:東京都港区虎ノ門 一丁目25番7号、代表取締役社長 上野守生)と、株式会社NTTデータ(本社:東京都 江東区豊洲三丁目3番3号 豊洲センタービル、代表取締役社長 浜口 友一)は、会社法施行に伴う「株主総会招集通知のみなし提供」に関するデータ開示サービスで業務提携することに合意しましたので、お知らせします。
記
1.業務提携の概要・目的
このたびの提携は、プロネクサスが管理する高セキュリティサーバのもとで株主総会参考書類等を安全に格納・公開するサービスと、NTTデータが行うインターネット上で適切な開示が行われたかについての第三者証明サービスとを、組み合わせて企業に提供するためのものです。両社のサービスを組み合わせることで、株主に対する情報開示の正当性、確実性の確保と、企業側の開示業務の効率性の向上を図ることを目的としています。
両社は既に電子公告事業において業務提携を実施していますが、対象を電子公告だけでなく開示情報全般に範囲を広げることにより、今後増加していく企業情報の電子開示に対するセキュリティ及び第三者的証明の対応力強化に、プロネクサスとNTTデータは取り組んでまいります。
【 株主総会招集通知のみなし提供とは 】
株主総会招集通知のみなし提供とは、昨年の会社法施行に伴い可能となったもので、株主総会参考書類や事業報告といった株主総会招集通知の提供書面の一部については、インターネット上で開示することで株主に提供したとみなすものです。
このためには、株主総会参考書類等のインターネット開示をするための規定を定款に定めておく必要がありますが、昨年の6月の株主総会(3月決算会社)では、1,796社(88.5%)がこの規定を定めています。<出典:商事法務No.272(株式会社商事法務)>
ただし、企業は事務コスト軽減を図ることができるメリットがあるものの、インターネット上での開示期間が、株主総会に係る招集通知を発出する時を起点とし、株主総会の日から3ヶ月が経過する日までの間(会社法施行規則第133条3項等)であることから、長期間適正な開示を行う必要性があります。
2.提携の骨子
今回、プロネクサスとNTTデータでは、企業が招集通知をインターネット上で開示する際の支援サービスの提供に関して、以下の点で提携に合意しました。
・プロネクサスは、自社で構築・運営するデータセンター内の高セキュリティサーバのもとでデータの開示を行う「KeeProve Master」サービスに招集通知データの保管機能を新しく付加し、企業の招集通知のインターネット開示を安全に保ちます。
なお同サービスにおいて、プロネクサスでは電子公告では既に300社を超える実績を持っています。
・NTTデータは、「電子公告調査・証明サービス」において培ったデジタルデータの
調査方法を活かし、第三者として調査結果を発行することで、株主に対しての信頼性を担保します。
なお、NTTデータでは同サービスにおいて既に1000件を超える調査実績を持っています。
以 上
*会社概要は、添付資料をご参照ください。
ヤマハ、事業拡大に向け音楽ソフト事業の組織を再編
音楽ソフト事業の組織再編のお知らせ
当社は平成19年3月20日開催の取締役会において、次の通りヤマハグループ内の音楽ソフト事業拡大のための組織再編を決議いたしましたので、お知らせいたします。
再編の骨子は以下の通りです。
・ヤマハグループ内の音楽ソフト事業を統括するための統括会社を新設分割により設立する。
・吸収分割および新設分割により、音楽ソフト事業子会社に事業の一部を承継させる。
・子会社間の株式交換により、各音楽ソフト事業子会社を統括会社の傘下にいれる。
1.組織再編の目的
当社は、世界を代表する楽器メーカーとして多様な楽器を開発販売し、ヤマハ音楽教室事業を国内外で展開する一方、音楽ソフト関連事業を展開しております。国内では1960年代から、ライトミュージックコンテストやポピュラーソングコンテストやティーンズミュージックフェスティバル等を開催し、アマチュア音楽愛好者の方々に音楽発表の機会を提供してまいりました。また楽譜、雑誌等の出版事業、着メロや着うたを配信する携帯電話向けコンテンツ配信事業、インターネットのSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)をベースにしたアマチュア音楽の発表サイト「プレイヤーズ王国」の展開や、中島みゆきを始めとするアーティストを擁するレコード会社も傘下に有しています。
今回の音楽ソフト事業組織再編は、これまで当社各部門、グループ各社によって展開されてきたアマチュアミュージシャン活動支援、アーティスト発掘・育成・創作活動支援、各種メディアを通して創作作品の市場への供給で構成される音楽ソフト関連業務全体を、より効果的で柔軟性のある体制で推進することを目的としています。新体制に於いて、「音楽」のもつ多彩な側面、弾く、創る、伝える、聴くということに関わるサービス・商品を提供する総合音楽ソフト事業を展開します。このような事業展開により、より多くの顧客に音楽が持つ喜び・楽しさを伝え、アーティスト、アマチュアミュージシャン、リスナーで構成される、より大きな音楽コミュニティーを構築し、音楽ソフト市場拡大への一翼を担うことを目指すものです。
2.音楽ソフト事業運営体制の再編スキームの概要
(1)当社のコンテンツ事業推進部の事業統括部門及び当社連結子会社の株式会社ヤマハミュージックコミュニケーションズ(以下、YMC)の株式を新設分割により設立する株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス(以下、YMEH)に承継させます。
(2)当社のコンテンツ事業推進部の携帯・PC 音楽配信部門を、吸収分割により当社連結子会社株式会社ヤマハミュージックメディア(以下、YMM)に、コンテンツ事業推進部のプロダクション&レーベル部門を新設分割により設立する株式会社ヤマハエーアンドアール(以下、YAR)に、それぞれ承継させます。
(3)YMMの音楽出版事業を新設分割により設立する株式会社ヤマハミュージックパブリッシング(以下、YMP)に承継させます。YMMは、分割対価として得たYMP株式の全部を当社に剰余金の配当として交付します。
(4)YMEHを完全親会社とし、YMM、YMP、YARをそれぞれ完全子会社とする株式交換を行います。
(5)YMEHは、2008年中に、株式会社ヤマハミュージックディベロップメント(仮称)を子会社として新設する予定です。
3.会社分割の要旨
(1)会社分割の日程
平成19年 3月20日 YMEHの新設分割計画承認・YMMへの吸収分割契約承認・YARの新設分割計画承認取締役会
平成19年 3月20日 YMMへの吸収分割契約締結
平成19年 6月 1日 分割の予定日(効力発生日)
(注)当社を新設分割会社とする上記新設分割については、会社法第805条の規定に基づき、会社法第804条第1項に定める株主総会の承認を得ずに行います。また、当社を吸収分割会社とする上記吸収分割については、会社法第784条第3項の規定に基づき、会社法第783条第1 項に定める株主総会の決議を得ずに行います。
(2)分割方式
1) 当社を新設分割会社とし、YMEHを新設分割設立会社とする分社型分割です。
2) 当社を吸収分割会社とし、既存のYMMを承継会社とする分社型分割です。
3) 当社を新設分割会社とし、YARを新設分割設立会社とする分社型分割です。
(3)分割により減少する資本金等
当社を新設分割会社又は吸収分割会社とする上記会社分割(以下、本件会社分割)により減少する資本金等はありません。
(4)分割会社の新株予約権及び新株予約権付社債に関する取扱い
当社は、新株予約権及び新株予約権付社債を発行していません。
(5)承継する権利義務
新設分割設立会社YMEH、吸収分割承継会社YMM、新設分割設立会社YARは、それぞれ当社から承継する事業の遂行上、必要と判断される当該事業に係る資産及び契約上の地位並びにこれらに付随する権利・義務を承継いたします。
(6)債務履行の見込み
本件会社分割において、当社並びに新設分割設立会社及び吸収分割承継会社が負担すべき債務については、履行の見込みに問題はないと判断しております。
4.分割当事会社の概要
別紙1のとおりです。
5.新設分割設立会社及び吸収分割承継会社が承継する事業部門の概要
* 関連資料 参照
6.会社分割後の当社の状況及び分割による業績への影響の見通し
(1)本件会社分割による商号、本店所在地、代表者、資本金及び決算期の変更はありません。
(2)本件会社分割は、いずれも共通支配下の取引に該当するものであり、連結業績への影響はありません。また、単独業績への影響も軽微であります。
本件会社分割に並行して行う、又は本件会社分割後に予定されている、子会社における会社分割及び株式交換についても共通支配下の取引に該当するため、連結業績への影響はありません。
【ご参考】
その他の子会社の概要(別紙2)
音楽ソフト事業運営体制の再編スキーム図(別紙3)
以上
● 関連リンク
日本精工、乗用車用電動パワーステアリング向け高効率ブラシレスモータとモータ制御技術を開発
乗用車用電動パワーステアリング向け高効率ブラシレスモータおよびモータ制御技術を開発
~モータの小型化と低騒音を実現した世界最大出力(*1)コラム式電動パワーステアリングを実用化開発~
NSKは、高出力でありながら小型化と低騒音を両立したブラシレスモータ(*2)およびモータ制御技術を開発し、乗用車用電動パワーステアリング(以下EPS)として製品化に成功しました。
*1 2007年3月19日NSK調べ
*2 ブラシレスモータロータの回転角に応じてコイルに流れる電流の向きを変える整流作用を、摺動部(ブラシ)のない電子回路で行うモータ。
自動車の燃費向上に貢献し、環境に優しいEPSは、SUVやミニバンを含めた大型乗用車にまで採用が拡大しつつあります。そこで使用されるEPS用モータには、自動車の燃費向上や設計上の自由度に貢献すべく、高出力でありながら小型かつ軽量であることが求められています。
さらに最近は、静音要求が厳しい高級車やエンジンが停止するハイブリット車へのニーズがでてきたことにより、モータをより滑らかに低騒音で動かすことへの要求が強くなっています。
NSKは、これらのニーズにお応えし、新開発のモータ制御技術を使った小型、高効率、低騒音のブラシレスモータを採用したEPSの実用化開発に成功しました。
<製品の特長>
◆小型、高効率モータの開発により、モータサイズを従来品比10%削減し、省スペース化に貢献
新開発のモータ制御技術により、モータサイズを10%以上小型化し、ECU(モータ制御装置)をモータの近傍に配置することができました。この結果、省スペース化が実現し、ECUの搭載位置の自由度が向上します。さらにモータ配線を短くすることができ、配線損失の低減による効率向上と、モータ配線から輻射される電波ノイズの低減を達成しました。
また、従来と同サイズの場合、従来品比10%以上出力をUPすることができ、コラム式EPSの適用範囲を拡大することができます。
◆新開発のモータ制御技術により、モータの作動音を3dB低減し、より静かな車室の実現に貢献
磁気バランスを改善したモータと、それを高出力で回転させるための新方式の制御技術により、低騒音と高出力を両立することに成功しました。それにより、EPS作動音の3dB低減を達成し、より静かな車内環境の実現に貢献します。
NSKは、本技術を中型乗用車(1500ccクラス)から大型乗用車(3500ccクラス)までのEPSに適用し、2010年に130万本の販売を予定しています。NSKは、これらの技術を通じて自動車の環境性・快適性の向上に貢献していきます。
以上
● 関連リンク
J.D.パワー、「2006年南アフリカ自動車セールス満足度(SSI)調査」結果を発表
南アフリカの自動車セールス満足度ランキングでBMWが第1位
2006年南アフリカ自動車セールス満足度(SSI)調査
CS(顧客満足度)に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関である株式会社J.D.パワーアジア・パシフィック(本社:東京都港区、代表取締役社長:蓮見南海男、略称:J.D.パワー)は、2006年南アフリカ自動車セールス満足度(Sales Satisfaction Index、略称SSI)調査の結果を発表した。
当調査は新車購入時における販売店の対応に関する南アフリカの顧客の満足度を調べるものである。2回目となる今回は、2005年12月から2006年4月までに新車を購入した人を対象に、2006年7月から8月にかけて郵送調査を実施し9,100人以上から回答を得た。
総合的な満足度は、以下の5つのファクターの32の詳細項目に関する顧客の評価をもとに算出されている(カッコ内は総合的な満足度に対する各ファクターの影響度)。
*納車プロセス(27%)
*セールス担当者(23%)
*取引価格(18%)
*書類/ローン手続き(17%)
*販売店設備(15%)
◆セールス担当者が顧客の予算に配慮することが満足度向上のカギ◆
セールス満足度ランキングでは、BMWが1,000ポイント満点中874ポイントで第1位になった。前年と比較すると54ポイント向上した。第2位はBMWと17ポイント差でシボレーが入った。以下、第3位から第5位までメルセデス・ベンツ、ボルボ、アウディの順で高級車ブランドが占めた。
BMWは5つのファクター全てで改善を示し、そのうち「販売店設備」、「セールス担当者」、「書類/ローン手続き」、「納車プロセス」の4つにおいて調査開始以来最も高いスコアをマークした。「取引価格」ではシボレーがトップだった。
他国での調査結果と同様、南アフリカでも高級車ブランドはセールス満足度が高い。高級車ブランドではセールス担当者の訓練がよくできている上、販売台数が管理の行き届く程度である点で大衆車ブランドより優位に立っている。しかし高級車ブランドが今後も引き続き顧客の期待に応え、さらに期待を越えるためには、常に競合他社の一歩先を行くことが不可欠となるだろう。
南アフリカの新車購入者はセールス担当者の礼儀正しさや親切さ、外見、誠実さに関しては高く評価しているが、商談をまとめる段階における満足度は低い。「セールス担当者」の交渉プロセスの迅速さやわかりやすさに対する評価は当ファクターの他のほとんどの項目に比べて低かった。また顧客の予算内に納めるための配慮は他のファクターの評価項目と比べても非常に満足度が低い項目のひとつだった。
このことから、セールス担当者が好ましい第一印象を与えることは販売プロセス全体において重要ではあるが、価格交渉で慎重な対応を行うべき時に十分に時間を取らなかったり予算に対する顧客の不安に注意を払わないと、販売プロセスの最終段階で顧客を逃す可能性があることがうかがえる。販売店がセールス満足度を高めるためには、気配りができる訓練されたセールス担当者が顧客の予算を理解した上で、支払オプションを紹介するなど販売交渉の最終段階でより柔軟な対応を行うことがカギとなるだろう。
<株式会社J.D.パワーアジア・パシフィックについて>
当社は米国J.D.パワー・アンド・アソシエイツの日本を含むアジア地域でのビジネスの拠点として1990年に設立された。自動車業界を始めコンピューター、通信関連、OA機器、サービス産業、金融など様々な業界において顧客満足に関する調査やコンサルティングを実施している。ISO9001およびプライバシーマーク取得。会社概要や提供サービスなどの詳細は当社ウェブサイトwww.jdpower.co.jpまで。
<J.D.パワー・アンド・アソシエイツについて>
ザ・マグロウヒル・カンパニーズの一部門であるJ.D.パワー・アンド・アソシエイツ(本社:米国カリフォルニア州ウェストレイク・ビレッジ)は、マーケティング・リサーチ、生産・販売予測、コンサルティング、教育・トレーニングおよび顧客満足度調査を実施している国際的な情報サービス企業である。数百万人の消費者からの回答をもとに品質や顧客満足度に関する調査を毎年行なっている。ISO9001取得。
<ザ・マグロウヒル・カンパニーズについて>
1888年に設立されたザ・マグロウヒル・カンパニーズ(NYSE:MHP)は、スタンダード&プアーズ、マグロウヒル・エデュケーション、ビジネスウィーク、J.D.パワー・アンド・アソシエイツなどを通じて金融サービス、教育、ビジネスに関する情報を提供している国際的な情報サービス企業である。世界40カ国に280カ所以上の拠点を有し、2006年の売上高は63億ドルにのぼる。詳細はウェブサイトwww.mcgraw-hill.comまで。
● 関連リンク
日立マクセル、フルハイビジョン映像をそのままの画質で録画できるHDDを発売
フルハイビジョン映像をそのままの画質で録画できる!
世界初*1!著作権保護対応 iVDR規格「ハードディスク アイヴィ」 新発売
日立マクセル株式会社(執行役社長:角田 義人)は、世界で初めて*1iVDR*2規格で著作権保護に対応し、フルハイビジョン映像をそのままの画質で録画できる「ハードディスク アイヴィ」を4月10日より発売いたします。
近年、地上デジタル放送をはじめとするデジタルテレビの普及が進み、ハイビジョン映像などの大容量映像データを扱う機会が増加しています。長時間のハイビジョン映像を録画するには、膨大な記憶容量が必要で、またDVDレコーダー等に内蔵されたハードディスクからコンテンツをムーブするためには著作権保護に対応したメディアが必要になります。
「ハードディスク アイヴィ」は、手のひらサイズのコンパクトボディでありながら最大160GBの記憶容量と最大転送速度540メガビット/秒というハードディスクの特長である大容量と高速転送、ならびに著作権保護技術「SAFIA*3」により、ハイビジョンデジタル映像の快適な録画やムーブを実現した新しい記録メディアです。このたび、株式会社日立製作所が発売するiVDR規格対応の専用スロット「iVポケット」を搭載する薄型テレビ「Wooo」の発売にあわせて、マクセルでは世界で初めて著作権保護に対応したiVDR「ハードディスク アイヴィ」をコンシューマ市場向けに発売いたします。
iVDR規格は、2002年3月にiVDRコンソーシアムが設立され、現在50社以上の参画メーカーが普及に向けて推進活動を行っており、今後さらなる対応機器の普及が期待されています。例えば、テレビで録画したハイビジョン映像を持ち出しプレーヤーで見る、車の中で見るなど、ブリッジメディアとして様々な使い方が可能になります。将来「録画したハイビジョン映像を持ち出して見る」ことを視野に入れ、「ハードディスク アイヴィ」は内部構造を守る重要なパーツである筺体にガラス繊維を配合し、広い温度範囲での使用環境にも対応しました。また、耐衝撃性向上にも努め、通常使用時の外からの衝撃にも優れた性能を発揮するよう配慮しています。
今回マクセルは、160GBと80GBの2品種を、専用ケースとセットにして発売いたします。パッケージには「フルハイビジョン映像をそのままの画質で録画できる」と明記したほか、裏面にQRコードを表示し対応する機器の詳細を確認できるなど、お客様に迷わず購入いただけるよう配慮いたしました。
今後もマクセルは、ハイビジョン映像を残すメーカーとして「見る・録る・残す」をキーワードに、Blu-ray Disc、HD DVD、SDHCメモリカード、ハードディスクまで様々な記録メディアでお客様にハイビジョン映像に対するソリューションをご提案するとともに、満足いただける高品質・高性能の商品開発に努めてまいります。
*1 著作権保護対応リムーバブルハードディスクにおいて。2007年3月現在。マクセル調べ。
*2 「iVDR(Information Versatile Disk for Removable usage)」は「iVDR技術規格」に準拠することを表す商標です。
*3 SAFIAライセンスグループが提供するデジタルTVやデジタルオーディオ等のコンテンツ保護技術です。
*主な特長、製品の詳細は添付資料をご参照ください。
データ・アプリケーション、安川シーメンスオートメーション・ドライブにWeb-EDIシステムを納入
安川シーメンス オートメーション・ドライブが
次世代Web-EDIシステムの最新製品「BUYSELWARE」を導入
「見積」「発注」から「検収」「請求」まで 取引先ごとに異なる全業務プロセスを
Web画面でトータルに管理して生産性を大幅に向上し、
データを活用した戦略調達を推進
株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長 橋本慶太、以下DAL)は、産業用オートメーション&ドライブのソリューションプロバイダーでリーディングカンパニーである安川シーメンス オートメーション・ドライブ株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長 羽鳥正一、以下YSAD)が、DALが提供する調達業務向け次世代Web-EDIシステム「BUYSELWARE」(バイセルウェア)を導入し、本格稼働開始したことを発表いたします。
これによりYSADは、従来は人手と紙ベースで行っていた見積・発注から検収・請求に至るまでの調達プロセスを大幅に効率化し、また、業務プロセスの標準化と可視化により、データに基づいた戦略的な調達を行うことが可能となりました。
尚、システムの導入は、DALのビジネス・パートナーである東洋ビジネスエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、略称 B-EN-G)が担当しました。
◆導入の背景
YSADは多くのサプライヤーとの取引があり、従来のEDIシステムは、発注処理と納品処理に限定されており、それ以外のやりとりはFAXなどの紙文書で行っていました。
しかしながら、調達業務プロセスは取引先ごとに少しずつ異なる上に、必要書類を探したり、取引のステータスを確認するのに時間がかかり、手作業での業務処理は人為的なミスが発生する可能性も高いことから、2005年末より「調達業務改革プロジェクト」に着手しました。
◆BUYSELWAREによるソリューション概要
そこでYSADは、同プロジェクトにおける新しいEDIシステムとして、見積から注文・納品・検収、請求・支払処理に至る一連の調達業務プロセスを総合的に管理可能な機能を搭載している次世代Web-EDIシステム「BUYSELWARE」を導入しました。
これにより、すべての業務プロセスを連携して電子的に処理することが可能となり、業務効率が飛躍的に向上しました。また、調達情報をイントラネットで社内に公開したことで、営業部門や管理部門など他部門からの問い合わせも大幅に減少しました。
新システムでは、各取引先企業は特別な設備投資をせずに、パソコンとインターネット接続環境があれば取引が可能で、Webブラウザを利用して従来と変わらずわかりやすい伝票形式で表示されます。
旧システムでは取引先にEDIシステム用のクライアントプログラムを配布しなければならず、保守作業の手間が課題でしたが、システムをWeb-EDI化したことで、保守作業の負担は大幅に軽減しました。
取引先用のWeb画面構成の良し悪しは業務効率に直結することから、YSADでは画面設計を重視しましたが、「BUYSELWARE」は、業務フローや取引内容などに合わせて、Web画面をプログラミングなしで容易にレイアウト変更可能なため、非常に短期間で構築することができ、今後も継続的に改善していく計画です。
「BUYSELWARE」は、自社システムを保有している大手取引先からの要求にも応えられるよう、これまでのEIAJ-EDI標準(※1)に加えJEITA/ECALGA(※2)など次世代通信手順にも対応したファイル転送機能を併用できます。
また、仕様書や図面などの添付文書を専用ソフトなしに表示・印刷できるドキュメント管理機能や、PDF出力や手元プリンターへ直接印刷が可能な帳票印刷機能など、優れた基本機能を有していることから、将来にわたってシステムを発展させていくことが可能です。
◆YSAD 管理本部 営業管理ISD部/調達ロジスティクス部 部長 塩田 博 氏のコメント
「システムで業務を標準化できれば、プロセスを可視化することができますので、業務の現状を評価し、今後の改善点をデータに基づいて検討できるようになります。戦略調達を推進していく上で、このことは非常に重要なポイントでした。調達業務の生産性向上については、BUYSELWAREにより期待通りの成果を挙げることができました。今後システムへのデータ蓄積が進めば、戦略調達の実現にも大きな効果が見込めでしょう。今後も、新システムを活用し、コスト削減や業務品質の向上を追求していきたいと考えています。」
※1 EIAJ-EDI標準
社団法人電子情報技術産業協会(JEITA: Japan Electronics and Information Technology Industries Association)が定めた契約のための各種注文要件を満たす情報に関する標準。日本国内の電機・電子機器業界におけるEDIは、発注企業が独自方式で行う受発注業務のオンライン化として始まった経緯があり、その後、より多くの企業間でEDI連携を実現するため、JEITAの前身である旧日本電子機械工業会(EIAJ)が1989年に標準規格「EIAJ-EDI」を策定し、約1万2000社がこの規格を利用するための企業コード登録を行っていた。
※2 JEITA/ECALGA
2003年12月にJEITAが発表した企業間電子取引の新標準規格。EIAJ-EDI標準の後継標準として、国内外企業間の全業務プロセスの効率化、産業競争力強化を目的として、グローバル標準として注目されているebXMLを採用して新たに策定したもの。
◆BUYSELWAREについて
http://www.dal.co.jp/products/b2b/buyselware.html
BUYSELWAREは、株式会社ニュートラル(本社:札幌市中央区、代表取締役社長:川辺春義 http://www.neutral.co.jp )とDALが共同開発した、電機・電子部品業界の調達業務向け次世代Web-EDIシステムで、インターネットを介した高度でセキュアな企業間電子商取引を実現します。
BUYSELWAREの販売価格は380万円(税別)からで、ニュートラルの販売パートナー(35社)とDALのビジネスパートナー(60社)を通じて提供しています。
◆安川シーメンス オートメーション・ドライブ株式会社について
http://www.ysad.co.jp/
安川シーメンスオートメーション・ドライブ株式会社(略称 YSAD)は、1999年10月、安川電機と独シーメンスAGのジョイントベンチャーとして設立され、モーターやドライブをはじめとする産業用ドライブシステム分野において、高いシステム技術力と広範なシステムプロダクトの品揃え、そして、きめ細かいエンジニアリングサービスを提供するリーディングカンパニーです。
◆株式会社データ・アプリケーション(DAL)について
http://www.dal.co.jp/
DALは、1992年に最初のUNIX向け製品をリリースして以来、EDIを中心にデータ交換やシステム連携分野において信頼性の高いパッケージソフトウェアを自社開発して低価格で提供する国産ソフトウェアベンダとしてリーダーシップを確立してきました。DALの「ACMS(Advanced Communication Management System)シリーズ」は、国内60社のビジネス・パートナーを経由して販売され、すでに930社2,400サイトを越える企業のミッションクリティカルなシステムで稼働しています。
ACMSシリーズは、メインフレームからPCまで、プラットフォームに依存しないJavaベースで開発されており、基幹システムと連携したB2B環境を容易に構築可能な「ACMS B2B」、企業内外のアプリケーションを統合する「ACMS E2X」、WebEDIにおけるブラウザ操作を自動化する「ACMS WebAgent」など、約20種類の製品から構成されています。
※DAL,ACMS,AnyTran,E2Xは、株式会社データ・アプリケーションの日本および海外での商標ならびに登録商標です。
※本文中に記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。
大和ハウス、静岡県御殿場市に「富士御殿場工業団地」を開発
当社初の工業団地開発
静岡県御殿場市に「富士御殿場工業団地」を開発します
~交通の利便性が高い御殿場の地に物流拠点を開発します~
大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:村上健治)は、当社初の工業団地開発として、静岡県御殿場市に「富士御殿場工業団地」の開発に着手します。
開発にあたり、当該用地の開発会社である株式会社東富士の新株式引き受けなどで発行済み株式数の75%を平成18年12月27日に取得し、当社の連結子会社としました。
そしてこのたび、御殿場市の開発許可および関東農政局にて当工業団地の土地利用に関する許認可が下り、平成19年3月15日に当工業団地内の用地買収が全て完了しました。これにより、当社初の工業団地開発に着手することになりました。
当社は、「人・街・暮らしの価値共創グループ」として、住宅をはじめ、アパート、商業店舗、物流倉庫、工場などの建築物を手がけており、分譲住宅団地では多くの実績があります。
今回、当社が住宅団地等の開発や物流倉庫・工場などの建築実績において、長年培ってきた造成手法やノウハウを当工業団地の開発に活かすことになりました。
今後、当社グループが保有する経営資源(建築物の施工、建物の管理・運営、物流のサポート)を組み合わせ、当該団地への企業誘致活動を積極的に行なっていきます。
ポイント
1.当社初の工業団地開発を行ないます。
~自然豊かな富士山の山麓で開発します~
2.株式会社東富士を当社の子会社にしました
~当工業団地を組成中の会社を連結子会社としました~
3.REITへの組み入れ、従業員用住宅の提案も行ないます
~グループの経営資源を最大限に発揮します~
■事業概要1.事業化の経緯
当社は、静岡県御殿場市で平成8年より工業団地開発を計画していた株式会社東富士より、当工業団地開発に対する事業協力要請を受けました。この要請を受け、株式会社東富士の事業内容、設立経緯等を精査し、新株式引き受けなどで発行済み株式数の75%を平成18年12月27日に引受け、子会社化することになりました。
これにより、当工業団地を開発することになり、新たな事業展開を行なえる環境が整いました。2.建設地について
静岡県は、日本国内でも有数の企業立地件数が多い県です。経済産業省の調査によると、平成14年から平成16年まで3年連続、工場立地件数全国1位となっています。
また、国土交通省の調査では、平成16年の運輸業建築着工件数において静岡県は、122件と全国10位となっています。
交通面においても、静岡県は古くから東名阪の交通の要所として栄え、特に御殿場市は、東名高速自動車道路や国道246号線などの幹線道路もあり、東海道新幹線の三島駅にも約17kmと利便性がよい場所です。そのため、御殿場市周辺には多くの工業団地があります。
当工業団地用地は、戦後、周辺農家の生活安定を図ることを目的に開放された農地です。その後、農業政策の転換に伴い、国、県、周辺市町村の協議を経て将来の開発が議論されてきました。その結果、昭和55年に東富士演習場開発協議会で「東富士演習場周辺の開発に関する基本事項」が制定され、平成6年には、静岡県御殿場市の都市計画マスタープランの土地利用基本計画において、「工業・流通ゾーン」に指定されております。
そしてこのたび、管轄官庁である御殿場市の開発許可および関東農政局より、当該敷地を「物流・工場・研究所」用地として利用することについての許認可が下り、開発に着手することができました。3.工業団地の特色
当工業団地は、静岡県の中核都市である御殿場市に位置し、東京から約100km圏の距離にあり、東京・横浜などの経済圏・通勤圏となっています。
御殿場市の都市計画マスタープランで「工業・流通ゾーン」に指定された一角で、東名高速自動車道路御殿場インターチェンジまたは裾野インターチェンジから車で15分以内にあります。製造・物流拠点としての利便性に優れ、現在整備中の(仮称)新東名高速自動車道路が開通した場合、(仮称)新御殿場インターチェンジからも7km程度と西日本からのアクセスも、より便利になります。
当地からは日本一の高さと景観を誇る富士山を一望でき、交通の利便性だけでなく、四季折々に美しく姿を変える自然環境が特長となっています。
また、当工業団地の建設により、企業が進出することで就業環境が整い、地域活性化の一役を担うこともできます。4.今後について
当社は、静岡県、御殿場市と連携しながら積極的に企業誘致を行ない、地域の活性化を図っていきます。また、子会社である株式会社東富士を通じて、造成工事および建築工事を請負予定です。また将来的には、REITへの組み入れ等も展開していく予定です。
さらに、当該工業団地に進出する企業の従業員用住宅等の提案活動もあわせて行っていきます。
【株式会社東富士の概要】
商号 : 株式会社東富士
所在地 : 静岡県御殿場市川島田1412-1
設立年月日 : 平成8年12月6日
代表者名 : 岩見 正文
取引銀行 : 静岡銀行、御殿場農業協同組合
主な事業内容 : (1)不動産開発事業
(2)不動産の賃貸借、取得および処分、仲介ならびに監理に関する業務。
(3)前各号に付帯し、または関連する一切の業務
資本金 : 160百万円
発行済株式総数: 4,880株
株主 : 大和ハウス工業株式会社
東富士開発農業協同組合
平井工業株式会社
オサコー建設株式会社
株式会社林組
有限会社イーエフピー
【工業団地の概要】
名称 : 富士御殿場工業団地
設置場所 : 静岡県御殿場市神場字大通2268-1他
総事業費 : 約160億円
(土地 約60億円 建物 約100億円)
総事業面積 : 299,769.2m2
販売面積 : 約223,500m2
18区画(1区画 約1,800m2~68,600m2)
【事業スケジュール】
平成18年 9月 静岡県開発審査会および関東農政局への工業団地開発許可申請
平成18年12月 株式会社東富士の株式および新株式の引受
平成19年 3月 用地取得完了、工業団地開発許可
平成19年 4月 起工式
平成19年 5月 造成工事開始
平成20年 4月 一部分譲開始(予定)
平成20年 8月 造成工事完了(予定)
以上